いい年なのにテレビっ子!

テレビの感想や芸能ネタなどのつぶやきリポート

高嶺の花 久々の戸田菜穂がとってもきれい

石原さとみ、きれいですね。どんどんシャープになっていってる。磨かれていってます。ザ女優って感じになっていくのかな。

IT社長とはどうなっているのかな?

あのIT社長、けっこうテレビに出てますね。テレ朝では密着みたいなことまでしてました、30分。

さとみを売名のために使ったなら許せない!

ってそんなこともなさそうでしたけど。ま、あれだけの金持ち&成功者の考えることはわかりません。

ただ、石原さとみクラスの女優を落とせるとは・・・仕事だけでなく、凄腕なことは確かです。

そんな石原さとみですが、本作では性格が悪く、でも繊細で華道の才能に満ち満ちている女子を演じています。

何をやらせてもうまい!

ここまで口汚い役も初めてじゃないですかね。

蓮っ葉だけど、品があるから見てて不快にはならない。

「なりたい顔一位っしょ」みたいなセリフもありましたが、そういったランキングで必ず石原さとみと並ぶ新垣結衣や北川景子と比べると、演技力は一段も二段もさとみのほうが上です(彼女たちが下手なわけではない)。

才能があるんですよね、この方。

若い頃からうまかったもん。

本作は野島伸司脚本なので、激情型のドラマになりそうです。設定からしてそうだよね。

結婚式で男に逃げられる美女(しかもひきずってる)って導入だし。

ドラマの中でも、文学的な言い回しあり、説教臭い部分あり、急にテンションがあがるシーンありと、今後ますます激情化していく片鱗をうかがわせて一回目は終了。

印象に残ったのは、「私、おかしくなっちゃって」と自分の結婚が壊れたことを石原さとみが語った部分と、冒頭の石原さとみの自転車シーン。

とくに数分間続く自転車のシーンは印象的でした。

石原さとみの顔もほとんど映さず、水色のひらひらの高級そうなワンピース(ドレス?)を風になびかせながら、ひたすら自転車をこぐ姿は意味はわからないながら、なぜか心をうつものがありました。ひきつけられた。

映像もきれいだったしね。

ふたをあければ、石原さとみは自転車をこいで、別れた男にストーキングしに行ってたというオチだったのですが。

石原さとみは入籍した男に結婚式で逃げられ、その男にストーキングしてるのですが(警察のマークの対象にもなっていて、つきまとい禁止令をだされている)、他にも問題を抱えています。

ショックのあまり、臭いと味を感じられなくなっていました。

しかし、この臭いと味問題は一回目にして早くも終了。

ただ、壊れた男とのいざこざは引き続き展開しそうです。

石原さとみを捨てた三浦貴大ですが、ちょっとムチムチしすぎ。太りすぎのような。ワイシャツとスラックスがパンパンになってました。

あれって筋肉?

ただ太ったというなら、大問題です。

役がはまらない。女二人(妊娠してる奥さんと石原さとみ)がとり合う男には見えません。

あんなにぽっちゃりした男を女が取り合う?

テストステロン(男性ホルモン)ゼロですよ。

まずいっつの。ドラマの中盤までに脂肪を筋肉にするか痩せるか、どっちかにしてほしい。

頑張れ、貴大。演技はうまいんだから。

さて、意外に印象にのこったのがさとみの義母(小日向文世の後妻)の戸田菜穂。産休明けですよね。

仕事を本格的に再開でしょうか。

ひさびさでも美しく品があります。美魔女。でも、不自然なほど若くもなく、ちょうどいい感じです。絶妙。あの絶妙感ってやっぱりコントロールありなのかな。

いろいろ夜中に考えてしまいます。

ファンなことはファンなんだけどね。

このドラマではさとみと対立するポジションのよう。ちょっと皮肉な言い回しなどが得意な戸田さんなのではまり役になるかもしれません。

朝ドラでもこの年代のいびり役、嫌なキャラは人気がでてます。そういった路線をねらってがんばってほしい。

役にはまらなそうなのが千葉雄大。野心家で新進気鋭の若き華道家を演じているのですが、かわいらしくて全くはまらない。

野心=男性ホルモンだと思うのですが(違う?)、こちらもホルモンゼロです。

予告を見ると、いろんな女性を翻弄していくポジションのようですが、ちょっと無理が・・・

妖しい魅力の役にしたかったなら、ゲイとかバイセクシャルにして、昼は花を挿し、夜はなんかとんでもないものをぶっさされてるみたいなキャラにしたほうが妖しさや怖さが出たと思う。

そしたら、ホルモンゼロ問題も解消だしね。

脚本が直せる段階なら、ぜひ考えてみてください。女ではなく男をおとしてはいあがっていく設定もぜんぜん自然になってきた時代ですよ。

冗談はともかく、主演の石原さとみのキャラですが、性格悪くて才能あってでも繊細でって、これってヒロインが憧れる男子の設定ですよね。

じゃあ、これに対するヒロインはどこだって探すと、そのキャラは峯田和伸がかぶってました。

ちょっと天然で底抜けに心優しく、男女交際に免疫がなく・・・これってヒロインのキャラだよね。

男女のキャラが反対なら、単なる少女マンガです。

おっさんずラブとかもそうでしたが、性別を入れ替えただけで、あとは意外と平凡な設定っていうドラマが多いですね。

義母と娘のブルースも、綾瀬はるかのキャラを男にして、義理の娘を息子にしたら、既視感がバリバリでてきてしまう。

焼き直しっていったら焼き直しなんだよね。

ま、仕方ないけど。あらゆる設定、あらゆる物語はもう書かれてるんだから、あとはいかにうまく焼き直すかですよね。

そこにプロの腕がかかってます。

出演者の話に戻りますが、あと気になったのは極端に厳しい(華道というか、流派命)さとみの父、小日向文世とさとみをやさしく見守る運転手といったところでしょうか。

ここでも渋い脇役が若者たちをサポートしてますね。

こうやって見るとほんとに若手が頼りないような。

でも演技の世界は時間がかかる世界だろうし(職人仕事は全部そう)、ベテランと若手を比べるのは酷ですよね。