いい年なのにテレビっ子!

テレビの感想や芸能ネタなどのつぶやきリポート

日本の悪口文化にうんざりくる

人の悪口って楽しいですよね。その気持ちはわかります。共通の敵なんかいたりしたら、盛り上がる盛り上がる(笑)
職場なら、それもありでしょう。
とんでもなく性格の悪い人と一緒に働かなければならない場合など、悪口で解消するしかない。
悪口で乗り越えられるなら、なんとかそれでいこう。
みんなこう考えてます。結果、仕事がズタズタになる(笑)
悪口って、あくまでも一時的な対処療法なのに、だらだらとその方法に甘え続けるのはよくない。
でも、悪口でごまかし続けないと、職場を辞めるとか、誰かを辞めさせてやる、異動させてやる、みたいな流れになる。
物騒になったりめんどくさいのは嫌だから、悪口でごまかし続ける。
書いてるととんでもないような感じですが、このごまかし続けることを日本ではよしとしているんですよね。
これが「我慢」だとほめられることはあっても、これでだらだらだらだらくだんねーなと思って辞めると、「そんなことで辞めて!」と非難される。
仕事そっちのけで悪口言ってたほうが、世間的なステータスや人並みの生活が守れるって、日本はほんとに平和だと思います。
ってゆーか、間違ったロジックが大人の常識として浸透している。
要は、悪口言って職場でのポジションだの人間関係の均衡をキープすれば、仕事はしなくていい、仕事の中身はどうでもいい、成果なんてどうでもいいってことですもんね。
厳しい営業の仕事なんかしてる人だと、そんなわけないと怒るでしょうが、内勤はたぶんみんなこんな感じ。
内勤って能力なんて問われないですもんね。
最近はパソコンとかソフトがなんでもやってくれるし。
昔は、こんなに使い勝手のいいソフトなんてなかったから、ほんとに時間がかかって大変だった。
みんないろいろ覚えてたし。
それなのに、いまはピボットもできないとか、そんなバカがどんどん増えている。
ちょっとネットで検索すれば、使い方も出ているのに、その解説が理解できないんだって(ここまで言語能力が低いのがまともに仕事できるとか、職場の人間関係を円滑にキープするとか、できるわきゃーない)。
そんなバカが、悪口を生き生きと語っていたり、思ったより鋭い観察眼をもってたりするとびっくりします。
バカなのにそっちの能力はあるんだって。
つまり、職場で必要なのはそっちの能力だって気づいたから、そっちの能力を伸ばしたんでしょうね。
使う機能を伸ばして、使わない機能をすてていくのは、動物も昆虫も人間も一緒だなと思います。

ちょっと話は変わりますが、ネットも悪口のほうが盛り上がりますよね。
ネットが普段は言えない言葉の墓場というかごみ箱になるのは理解できる。
日常で好き勝手なことを言ってたら生活が回らなくなるし。
だから、多少は仕方ない。
でも、芸能人とかを異常にリキを入れて叩く人の気持ちってちょっと謎。
知らない人を同列視していなければ、あれだけがんばれないと思うのですが。
身近なひとに対して悪い気持ちが噴射するのはわかるけどね。我慢とかさせられてたらなおさら。
たとえば、熊田曜子とか年のわりにすごいきれいだと思うんですが、すごい叩かれますよね。
人より優れている「きれい」の部分はほぼスルーされている。
というか、その点がねたましいから、他のダメな部分をひっぱってきて執拗にいじりまくる。
日本人って人を褒めるより、けなすほうが好きなんですよね。
なんでだろ。
すごいことはすごいって言ってから、気に入らないところを叩けばいいのに。
すごい点を褒めると負けた気になるのかな。
まあ、すごいと認めるってことは、自分のほうが劣っていると認めることですからね。
書いてて思ってんですが、外人は褒めてから、叩きますよね。
もちあげて、たたくことをする。
職場で見たことがあるんですが、うまいなあと思いました。
日本人みたいにお世辞っぽくならないしね。
おかしな修飾しないでばんっというから(これは言語性の違いもある)。
褒めるときも怒るときもそう。
日本人の管理職とかって、我慢してるのか、ためこんでるのか知らないけど、人前でいきなり頭ごなしに怒ってたりして、見ててひくわーってなります。
それも嫌味をふんだんにちりばめてたり、余計な修飾が多くて、本質がはいってこない。
仕事を円滑に成功させたいんじゃなくて、誰かを凹ましたい、恥をかかせたいってことに注力しているんですよね。
あんなの見てると、誰かにやられたのを、そのままやり返してるんじゃないかって思ったりします。
実際、そうだったりするし。
いじり文化がいきすぎた結果かもね。
芸人(芸人さんのいじりはプロの仕事だから見てて楽しい。それに、芸人さん同士の信頼関係がベースにあるからできるんでしょう)きどりの馬鹿が多い。
悪口もいいけど(それはそれで楽しかったり救いになったりもする)、もう少し誰かを褒める文化がないと、これからますますタイトになっていく世のなかが回っていかなくなるような気がします。
ってゆーか、もう集団で働くの嫌だなあと最近つくづく思う。
これだけみんなの性格が劣化してしまったのに、いまだに組織で働かないと食べていかない日本ってなんなの?
日本死ねじゃないけど、いいかげん、一回木っ端微塵になったほうが違う労働のスタイルが出てくるってゆーんなら、そっちのほうがいいんだけど。
でも、まだまだいまの形で美味しい汁が吸えるって人も多いし、せっかくいいポジションにつけたからそこにしがみつきたいって人も多いから(テコンドーとかなにやってんだろね)、変わらないんだろうなー。
仕事で成功して、お金をつかんで海外に出るしかなさそうです。
そんな日が来ればいいですが・・・