いい年なのにテレビっ子!

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モンテ・クリスト伯 稲森いずみ、山口紗弥加の女優陣に注目

モンクリが盛り上がってまいりました。

視聴率も前回の5.9%から7.4%と上昇して、自己最高を記録。

こけたこけたの大合唱ではじまった本作でしたが、終盤にかけて盛り上がりをみせております。

これでおディーン様もこけたとは言われないでしょう。

次回の最終回はなんと二時間スペシャル。

二時間と長丁場ですが、なかなかの視聴率をはじきだすと予想します。

9%いったら大成功ですね。

でも二時間だと、平均視聴率は下がり気味になるんですよね。

あと二回放送したほうがよかったかも。そしたら絶対に9%は超えたと思います。

さて、内容ですが、ディーンフジオカの復讐が加速してからめちゃくちゃおもしろくなりました。

それが視聴率に結びついてますね。

しかし、おディーン様の復讐がやや手ぬるい気がするのも確か。

自分は拷問やらなにやらをされて半殺しのめにあっているのに、復讐が精神面を責めるなど、ややソフト。

昨今のテレビで拷問シーンなんてできないのはわかってますが、やや物足りなさも感じます。

べつに凄惨なシーンが見たいってわけじゃないけど、おディーン様の執念みたいなものがいまいち弱く感じられてしまう。

ま、これでディーンフジオカがあまりのも容赦ないことをやってしまうと、ドラマとして成立しないのもわかるんですが。

なんといっても、おディーン様は復讐の鬼でありながら、やわらかな部分も残しているという、ものすごーく難しく複雑なキャラなのですから(そこまで演じられてないって?)

ディーンフジオカの復讐が加速していくにつれ、周囲の人間も壊れていきます。

まずは高橋克典。ディーン様をおどして高笑いしたかとおもえば、すぐにおどしかえされて「ぐぬぬー」と苦悶の表情。

この人、マンガチックすぎますね。只野だったらこれでいいんだろうけど。

ちょっと今回はすべってる感があります。

新井浩文もひどいめにあいはじめますが、この方はいいですね。いじめられててもゲスな部分が残ってて。

どう変化していくのか、興味がもてます。

全体としては意外性の少ない男性陣に対して、すごいのは女優陣。

まずは山口紗弥加。息子に財産を残すために、自宅でばんばん邪魔ものを毒殺していきます。それも楽しそうに、ちょっとコミカルに。

おディーン様が微妙に刺激をくわえたことで、山口紗弥加の毒殺スピードも加速。

義父、伊武雅刀を狂ったような口調でいたぶったりして、プチ狂気な演技が最高です。

狂ってるような感じなのに、きれいで年よりもずっとみずみずしい感じがさらに狂気を高めています。

見応えがあります。

そして、もう一人は稲森いずみ。

高橋克典との子供を取り上げられ、殺され、それからの人生はぬけがらのように生きてきましたが、息子が生きていたと知ると一気にパワーがアップ。

これまで貯めてたパワーを一気に放出しようとするかのように、夫、新井浩文を脅したり、大活躍です。

しかも、この息子(葉山くん)とは(息子と知らずに)体の関係も結んでしまっていますが(息子はまだ彼女を母とは知りません)、そんなのは平気のへっちゃらで、息子を守るために猪突猛進、罪に手を染めていきます。

この暴走っぷりがかっこいい。

稲森いずみって、生気がなくていじめられてる感じもいいけど、楽しそうに人を脅したりしてるのもはまってます。

ひとつのドラマでこんなに両極端なキャラを演じて違和感がないのはすごい。

ただひとつ、体のふくらみに比べると、頬のパンパンぶりが目立つんですが(でも、すごい美人だけどね)・・・

最終回は二時間ですが、間延びせずに楽しめるものになると思います。

やっぱりメインとなるのは、おディーン様は復讐を成し遂げられるのか?

最後は山本美月とディーンフジオカがくっつくのか?

このあたりでしょう。

個人的な希望としてはディーンフジオカが復讐を果たし、山本美月と幸せに暮らしていくって展開が見てみたい気もしますが、でも、そんなにハッピーエンドにはならないはずです。

どうまとまって終わるのか、楽しみです。

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