あなたには帰る家がある 不倫に踏み出す木村多江&玉木宏がエロい
結婚記念日の夜、妻、中谷美紀が苦手な料理に奮闘(旦那の好きなメンチカツを作る)してる間、夫、玉木宏は顧客の妻、木村多江とホテルで抱き合っていて・・・という初回でした。
中谷美紀が娘の中学受験を終え、昔の職場に復帰する妻、玉木宏が中谷美紀の旦那で、住宅販売会社の営業マンを演じています。
体育会系の妻に対し、神経質で文科系な夫。その夫が出会う顧客、ユースケ・サンタマリアは教師で、ちょっと世間の常識が足りません。
妻、木村多江を強烈に抑え込んでいる、モラハラ夫でもあります。
そんな木村多江に玉木宏がひかれていきます。
「私、幸せです(あんな夫なのに?)・・・でも、寂しい」
車のなかで、そう口にする木村多江にぐっときて、玉木宏がホテルに直行。
部屋の前で戸惑う玉木宏を木村多江が誘導し、二人はベッドインです。いざとなったら女のほうが度胸があります。
玉木宏と木村多江の二人のやり取りはエロいです。
どちらかというと若さに欠ける二人ですが、これがいいんです、しっぽりと見えて。まさに大人の恋。湿度があります。
玉木宏の声もいいんですよね。木村多江のか細い声もまたいい。
久々に大人のラブシーンを22時台のドラマで見れました。そんなにエロいことはしないんですが、湿度が高いんですよね。
じとっ、じめっとした感じがいいです。
モラハラ夫に抑え込まれているのに、幸せだという妻、木村多江。いつ自我が目覚めるんでしょう? 自分の不幸にいつ気付くのか?
そうなったとき旦那と揉めるんでしょうね。
娘もかわいいし、不幸ではないんだけどな~。そんな日々を送る玉木宏。
不幸のドン底でもないけど、幸せいっぱいでもない。ちょっと心に隙間アリ、そんな二人の不倫がどこまで高ぶるのか、見ものです。
一方、元気いっぱいストレス一杯の妻、中谷美紀は、職場に復帰したものの、昔の常識が通用せず、職場で右往左往します。
話を聞いてほしい旦那とはかみ合わず、娘に「仲良くしてよ」と諭される羽目に。
いい人なんだけど、熱血な感じもちょっとうざいし、やっかいだよね~。
そんなキャラを中谷美紀が演じています。はまり役ではないけど、演技は下手ではないので見ていられる。
さすがの中谷さんです。
初回を見た限りでは、玉木宏と木村多江の不倫が見せ場のドラマになっていましたが、今後はどうなんでしょう。
ユースケが俺様キャラで性格が悪く、不気味ですが(言いたいことを言うくせに、粘着質なところもあってやっかい)、木村多江とどう絡んでいくんでしょう。
このあたりも楽しみです。
初回としては十分な内容でしたが、今後どう展開していくのか。
一話完結もののドラマではないので、物語を展開させていくのが難しいと思いますが、原作はおもしろかったし、期待してしまいます。
↓↓前は結婚してなかったよね(中谷美紀の前作)↓↓