マツコ会議(掘り下げVTR) 芸大卒フリーターの森魚さん&似顔絵師のまほさん
本編でとりあげていたのはデジタルアートバトル。その会場で出会った東京芸大卒のフリーター、森魚さんとシングルマザーの似顔絵師のまほさんのデジタルアートバトル参加への様子が掘り下げVTRでまとめられていました。
まずはまほさんの戦い。
本来、デジタルアートバトルは1対1の勝負ですが、予選ということで、四人で戦います。
テーマは、自然×瞬間。
まほさんの売りはスピード。
地元、島根では行列のできる大人気の似顔絵師であるまほさん。人気の秘密は三割増しに描いてくれるから。
購入者は、「五割増しでかわいい」と大喜びです。そんなふうに人気をゲットしているまほさんの前にはお客さんが列をつくります。
そのため、まほさんがすごいスピードで絵をかきあげていきます。これでスピード力がついたんですね。
取材した日も31人の絵をかいていました(料金は一人500円)。
まほさんのがんばりの原動力は一人娘のあんじちゃん。
このあんじちゃんのためにも世界大会の予選を突破したいまほさんでしたが、結果は2位。予選通過はかないませんでした。
次は、三か月前に仕事を辞めた森魚さん。
森魚さんは鎌倉に一軒家を購入して住んでいます。長女、はなさん(18歳)、りんちゃん(10歳)、長男がくくん(14歳)と三人のお子さんがいます。
現代としては子だくさん。
奥様の元子さんは絵の先生です。
家の中は子供にらくがきを許しているため、らくがぎだらけ。芸術一家の家はちょっと普通の家とは様子が違っています。
今っぽいイラストもマネれば描ける森魚さんですが、ご本人の描くものは独特かつ哲学的な心象風景を表現したもので、周囲からの理解はなかなか得られません。
大学の同期からも、お前の画のまえにいると気持ち悪くなると言われたことがあるそう。
そんな森魚さんの予選のテーマは、命×瞬間。
森魚さん、理解が難しいシュールな絵を描いて、4位となりました。
森魚さん「ふがいない結果で申し訳ございません」。
敗因を、テーマと自分の画がどうつながっているのかがわかりずらかったのだろうと分析。
森魚さん「出身大学も言うの止めます」と苦笑いされてました。
わかりやすいものを描いて早く理解を得るか(でもすぐに忘れられる)、難解なものに取り組み長い時間をかけて理解を得るか(こっちのほうが息は長い)、難しいところですよね。
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