パパ活(最終回) 最後の最後でスイッチが入って飯豊まりえにアプローチする健太郎
霧島れいかが自殺しちゃってみんな呆然・・・そして、その後の様子が最終回で描かれます。
日本を離れたいという渡部篤郎について、飯豊まりえはパリへ行くことに。
友人も祝福してくれます。
「命短し恋せよ乙女!」ってなことを言いながら。
これまで下品だったりいい加減だったりなアドバイスをしてた連中がいきなりこんなこと言ってもねえ。
イケイケな女子大生がいきなり「桜の園」みたいなことを言い出しても説得力ゼロです(桜の園って見たことも読んだこともないけど)。
最初は一緒にパリにと言っていた先生(渡部篤郎)ですが、土壇場になり、やっぱり一人で行くよ、君の人生は背負えないなんてことを言い始めて飯豊まりえは真っ青です。
そりゃそうだ。あんな流れになってて、いきなり置いてけぼりをくらったら友達間でも笑いもんです。
そんな顔面蒼白な飯豊まりえに今さらながら猛プッシュをかけるのが健太郎。
遅すぎる&諦めてなかったんか~い。
でも、健太郎は結局はいい人。
予定を前倒しでパリへ行こうとしていた渡部篤郎の情報を飯豊まりえにちゃんと教えてあげます。
これでまりえは空港で渡部篤郎をキャッチします。
「好き、好き、大好きよ」ってなことをこねくり回した表現で伝える飯豊まりえ。
若いおねーちゃんの必死さに、妻の自殺でまいっちんぐだった渡部篤郎もいちころです。
二人は手に手をとってパリへ旅立つことになりましたとさ。チャン、チャン。
ハッピーエンド(予想通りの)で良かったです。
あまりひねってこられてもね。
自殺だけでも十分な変化球だったので。
最後はまとまるところにまとまった感じです。すっきりした。
エンディングで一番印象に残ったのは、霧島れいかの骨壺を抱いていた橋本さとし。
インパクトありすぎです。
しかし、あっちの親父のほうがかっこいい。金もある設定だし。
悲しみをかみしめながら骨壺を抱く姿こそ、女子大生をきゅんきゅんさせるのではないでしょうか。
パパに最適なのは渡部篤郎じゃなくて橋本さとしだったと最終回で改めて思いました。