いい年なのにテレビっ子!

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電影少女 飯豊まりえにつられてみたら、意外に落ち着きのある良い内容だった

TV東京の深夜ドラマということでいちおうチェックしようと思い視聴。

序盤、深夜ドラマにしてはのろいというか、たらたらした内容だったので視聴ストップしようかと思ったところに飯豊まりえが登場。

飯豊まりえにつられて結局最後まで見たら、意外に趣があるというか、落ち着いた内容でまとまっていました。

しかし、古いVHSをまわしたら、TVの中の女の子(西野七瀬)が画面からうめきながら(文句言いながら)出てくるという、まさかのリングな展開。

このビデオをみんなに回さないと・・・みたいな展開になったら、さすがにそこで視聴ストップだったんですが、それはなかったです。

さて、登場人物は高校生のわりにちょっと落ち着いた男子に野村周平、学校の友人に飯豊まりえ、電影少女あいに西野七瀬、野村周平のおじさんに戸次重幸といった感じ。

野村周平は親が離婚し(親の離婚に理解あり)、おじさんの家でひとり暮らしをスタート。

飯豊まりえが好きだが、飯豊まりえは野村周平の友人が好きで、その友人は飯豊まりえの気持ちに気付いているが、野村周平の気持ちにも気づいていて、飯豊まりえの気持ちをシカトしてます。

十代のわりに複雑な人間模様。

男女七人夏物語のようなシチュエーションです。

野村周平ってちょっと暗めで芯のありそうな役をさせたらバツグンです。

報われない恋を貫くみたいな。

でも実際の野村周平ってパリピみたいなキャラなんですよね。それで、インスタとかがネットニュースに話題になったりする。

俳優とかって実際と演技ではまるキャラが結構ずれる(米倉涼子も実はそんなに姉御キャラではないと言われている)から不思議です。

野村周平と対する西野七瀬演じるあいですが、髪型がちょっと不思議なのにかわいいとか、俺とかおまえとかいうくせにかわいいとか、小悪魔キャラなのに根っこの性格は良さそうでかわいいとか、男子高校生あたりのツボをくすぐるポイントを集約したキャラです。

今も昔も(原作、古いですよね)このあたりのツボって変わらないみたいです。

序盤、野村周平とその友人では間がもたないというか、たらたらとしてたのですが、飯豊まりえが出てきたあたりから、見やすくなってきました。

西野七瀬が出てきてからは、さらにテンポがよくなった。

しかし、野村周平や飯豊まりえのように、ある程度場数を踏んでる若手俳優に比べ、西野七瀬はちょっと演技の力量が落ちます。

ドラマとかそんなにやってないのかな(ファンじゃないので知りませんが)。

それならそれで仕方ないですが、主演となるとさすがに不慣れな感じが目立ちます。

飯豊まりえが出ているだけに、メインを飯豊まりえにしたほうが良かったのでは? と思ってしまう。飯豊まりえってかわいいし、キャラものもうまくこなせそうなので。

まあ、このあたりは大人の事情もあるので、そうはいかないのでしょうが。

そして、最後におじさんの戸次重幸が登場。あいを知っているようで、あいに驚きます。で、続く。

全部を視聴してみると、ずいぶん落ち着いた内容でした。

深夜ドラマのポップさには欠けますが、思ったより重厚感があるというか、映画のような上質さがあります。映像もきれい。

セリフのやりとりが少なく、「間」や映像を重視したシーンも目立ちました。

ただ、二回目以降は西野七瀬が出ずっぱりになってくるはずなので、セリフの応酬シーンが増えそうです。

あと、主題歌がトーフビーツだったのがうれしい。さすがテレ東、センスあるなって思いました。

 

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