パパ活 霧島れいかが大暴走。橋元さとしと渡部篤郎の友情まで打ち砕く
さて、ここんとこ静かすぎる内容になっていたパパ活ですが、今回いっきに流れが早くなります。
そんななか、女性陣(霧島れいかと飯豊まりえ)がキレッキレにきれまくります。
渡部篤郎の妻、霧島れいかがキレるのはよくわかるんです。鬱屈していたものが爆発したんだなと。
必要以上に騒いでいたのが飯豊まりえ。
この行動が今後、渡部篤郎が好きだったから(感情が乱れた)ということになっていくんでしょうが、視聴者からすると、なんでこんなに大騒ぎしてんのって感じで、はまれませんでした。
二十歳前後の女子という設定で、感情の乱れが激しく、友達も巻き込んで動きが激しくなるということを納得させようというなら、それはちょっとムリ。
その点がいきなりリアル感を失ってて、見てるほうは置いてきぼりな感じに。
とはいえ、ドラマ自体は停滞していたものが一気に動き出した感じで俄然おもしろくなってまいりました。
まずはいきなり霧島れいかが飯豊まりえを訪ねてきます。
探偵を雇って飯豊まりえの存在をつかんだ霧島れいか。二人が対峙します。
しかし、飯豊まりえが渡部篤郎との関係(男女の関係)を否定し、れいかもそれをあっさり受け入れ。
なぜかれいかはまりえに自分たち夫婦の悲劇を話してきかせます。
なんで?って展開ですが、まあ、ドラマなので。
このれいかの告白で、これまでグレーだった部分が一気にあばかれます。
霧島れいかが運転していた車が事故を起こし、娘は亡くなっていたのです。そのため、れいかは夫、渡部篤郎に負い目を感じています。
また、渡部篤郎と亡き娘は普通の親子よりずっと通じ合うところの多い、相性の良い親子だったということも明かされます。
ゆえに渡部篤郎の喪失感は大きく、今でも娘の姿を追いながらパパ活しちゃう、みたいなおかしなことになってるんですね。
と、視聴者は納得するしかないれいかの告白。
これに過剰に反応したのが飯豊まりえ。奥さんに同情し、渡部篤郎に反抗をスタート。
また、渡部篤郎の想いが亡き娘に一点集中していることが気に入らず(たぶんね)、借りてる部屋でバカ騒ぎしたりして、篤郎を困らせます。
子供っぽい。
でもって、れいかの暴走はこれにとどまりません。
旦那の親友、橋本さとしと関係をもっているれいか。
ついにこれも渡部篤郎に暴露しちゃいます。
うろたえる男たち(とくにさとし)。
れいかは泣きながらも、きっちり周囲に迷惑をかけていきます。傷があるゆえに許されるという自身のキャラをふんだんに活かした行動。
さすが年の功。
傷つけられただけでやりすごしていては老けていくばかりです。
ナイス、れいか!
この霧島れいかの役って確かにかわいそうな役なんです。
旦那は亡き娘を思ってばかり、その娘の死には自分が絡んでいる・・・明るしくなってはいけない材料ばかりを負っている。
そんな日々の鬱屈がたまって、ポンッとはじけちゃったんでしょうね。
旦那の友人と寝ても(橋本さとしってセクシーだしね。篤郎よりベッドが楽しそう)、旦那のパパ活対象の女子大生に何もかも暴露してもしょうがない(のか?まりえに対する告白は無理があったのでは?ストーリー展開のための告白のように見えた)。
今回、ぐっと盛り上がったパパ活。
来週以降もこの勢いや余韻でうまくまわれば、おもしろくなっていくのではないでしょうか。