中学聖日記 世間は有村架純のセックスを許さない
初回、数字悪かったですね。6%とか。そんなに内容悪くなかったけど。
「気持ち悪い」といった意見もあるようです。
中学生と若い女教師という取り合わせがまずいんでしょうか。
男女が逆ならそんなに責められない年の差なんだろうけどね。
それより、なんとなく感じるのは世間の「有村架純のセックスは許さない」といった風潮。
そんなことない?
有村架純って朝ドラとかで評判あげたし、かわいいけどどっかおぼこいし、セクシーさゼロを売りにしてたせいで(別に売りにしてないって?)、世間は有村架純に性の匂いがするのを許さないといった雰囲気になっているのではないでしょうか。
そんな処女性の高い人に、いきなり年の差恋愛(しかも女子が大幅に年上)の設定をもってくるのは、この枠ならではですよね。
波瑠は不倫ドラマでたたかれたし、吉岡里帆はDVドラマでたたかれたし、この枠は主演女優が「なんでそんなことすんの?」と叩かれるドラマをやる枠です。
そんなことないか(結果、そうなってるって)。
絶対作り手側もある程度それを狙ってると思うんですが。
序盤、こういった不満が出て不調、でも、それ(話題性)をバネにして後半数字があがっていく。
この枠のドラマの成功ルールはこれです。今回もこれになるんでしょうかね。それにしては、いささか内容というか衝撃度が弱いような。
その弱さを隠すためか、味付けとして吉田羊がバイセクシャルの強気バリキャリを演じたりしてますが・・・はまってるのかもしれないけど、こんな吉田羊にちょっと飽きたというか、食傷気味。意外性ゼロです。
女同士でキスしてても、「あっそ」って感じでスルーしてしまう。
有村架純の恋人として町田啓太が出てますが、町田君が年下のライバル(中学生男子)にキレてどこまでおかしな行動をとるか。このあたりもドラマのアクセントになるはずです。
でも、意外とおかしな行動とらなかったりして。だとしたら、出てくる意味ゼロなんだけどな。
あと、クセのつよいキャラで有村架純の上司に夏木マリが出てます。
女教師に徹底的な処女性というか潔癖性というか清潔感を求める、ちょっと指導がいきすぎる役。軽いパワハラ上司です。
「教師は聖職」みたいなことを今の時代にマジで実践してる危ない役の夏木マリさん。
このキャラのお目立ち度は高いです。美味しい役。
有村架純と男子学生が惹かれあう、周囲は右往左往して別れさせようとする、ますます二人は燃え上がる・・・こんな展開になるんでしょうね。
でも、最後は二人は別れを選び、男子学生は父を頼り海外に旅立つのであった、チャンチャン。
こんなラストが予想されます。
ま、このままのオチでもいいけど、その間の右往左往を楽しませてほしいです。