忘却のサチコ 心の仏壇の前で鈴を鳴らし続ける高畑充希
初回はスペシャルドラマのおさらいが半分ぐらいでしたね。
優秀な文芸編集者(でも、ちょっとロボットちっくで人間味に欠ける)の高畑充希は結婚式当日に新郎(早乙女太一)に逃げられます。
新郎役が早乙女太一になったんですね。
スペシャルでは、結局顔が出なくて、エキストラみたいな人が演じてたんですけど。大幅に豪華になりました。
そんなことはどうでもいいか。
でもって、平静を装う高畑充希ですが、心の底では深く傷ついています。
頭では消えた新郎、早乙女太一を考えてばかり。
そんな高畑充希が消えた恋人を忘れられるのは美味しいものを食べている瞬間だけ。
そのため高畑充希は美味しいものを求め、食していきます。全体としてはこういった内容で複雑さゼロです。
でも、おもしろい。初回はいまいちだったけど。スペシャルはめちゃくちゃおもしろかったから、次回以降に期待かな。
初回では高畑充希が担当作家のサイン会を盛り上げるために(おかしな)きゃりーぱみゅぱみゅのようなコスプレをします。
この奇怪さがSNSでひろまり、結果的にサイン会は盛況となるのですが、この展開を見ててちょっと不安が・・・
このドラマってひょっとして毎回高畑充希がコスプレするの?
それを売りにするの?
だったら、ちょっと・・・あまりにも単調というかつまらないんですが。初回はコスプレの奇抜さで受けたけど、何度も続くとなると弱すぎ。
続けるならもっと完全なものまねコスプレにして受けを狙うとか、何か工夫が必要でしょう。
スペシャルドラマでは、コスプレなんて手をつかわなくても十分に面白い内容になってたんだけどな。
スペシャルでいい部分は出尽くしたのだろうか。だったらなぜ連ドラにする?
ちょっと今後に不安ものこりますが、個人的に好きなシーンは、高畑充希が消えた恋人をまつった(?)心の仏壇(寝室にこじんまりと設定)の鈴を打ち鳴らすシーンです。
スペシャルでも爆笑シーンになってましたが、今回も使ってましたね。
意外性はなかったけど、やはりあのシーンはおもしろい。でも、毎回やるのかな・・・
スペシャルから連ドラへの移行ということで、いろいろと難しい調整が必要のようです。
でも、おもしろくなってほしい。来週もそんな期待をこめて視聴をします。