いい年なのにテレビっ子!

テレビの感想や芸能ネタなどのつぶやきリポート

TVerのランキング

TVerでは、直近24時間の再生数ランキングというものがみれます。

ということで、チェックしてみると、現時点では一位はグッドドクターでした。

他にもチアダンやらハゲタカやら高嶺の花がならび、TOP10はドラマで占められています。

なんだかんだいって(数字がとれないとか言われてますが)、ドラマって人気です。

視聴率が悪くても、配信のランキングもこんなふうに悪くないので、各局ドラマ制作をやめない(やめれない)わけです。

バラエティでランキングにでているのは、徳井と後藤とシェリーとさっしーのやつと夜の巷を徘徊すると、ナイトスクープといった感じ。

かりそめ天国もTOP30には入っているので、マツコ関連はやっぱり強いです。

ドラマに戻ると、視聴率はそれほどでもないのに、ランクが高いのはDeleや探偵が早すぎる。深夜系ですね。

あと、ポルノグラファーはやはりランキングが高いです。BL人気強し。

深夜系はこういった配信ランキングでは、ゴールデンタイムでやっているドラマより上位にくるものが少なくありません。

若い人向けの深夜ドラマですが、若い人はもはやテレビは見ずに、こういったネットで視聴しているんですね。

視聴率、録画視聴率、配信視聴数などがあり、ほんとの視聴者数を把握するのはもはや難しい状況です。

SNSで話題になるか、といったことも最近は重視されたりして、作り手もどの層に向かってたまを打ったらいいのかわからない状態ではないでしょうか。

だから、いろいろ詰め込んだごった煮みたいな番組が増えるんでしょうね。

結果、どれも似てきてしまいます。

最近のドラマを見てると、いろんな要素が多すぎて、でも、複雑にすると視聴者が逃げるから単純にする、みたいな無茶苦茶なものもあります。

ふろしきひろげてちゃんと回収できない、みたいなやつですね。材料が多いと料理も難しいわけです。

そんななか、今期最もヒットしている義母と娘のブルースみたいに、シンプルでわかりやすい感動ものに人気が集中してしまうという皮肉な結果に。

新しいモノを作ろう、そうしないと数字がとれないと必死に変わったものが作られる中、ちょっと昔風なレトロなドラマが人気を集めてしまいました。

ギボムスは涙あり、面白さありでとても好きなのですが、昔はもうちょっとくせの強いドラマも流行ったのになと思ってしまう。

逃げ恥とかもそうだけど、ただただ優しいとか甘く明るいみたいな世界ばかりを見せるのがドラマの役割ではないはずです。

もっとドロドロしていたり、悲劇だったり、人間の暗部をみせるようなものを提示することも大事。

数字はとれないかもしれないけど、そういった世界をみせないことは今の若い人や子供たちにほんとにプラスなんでしょうか。

テレビの世界は甘々ゆるゆるになっていくほど、世間のいじめなどの数は増えているように感じます。

子供の数は減っているのに、事件の数は減らないですよね。

大人もそうだけど、暗い要素に目をそむけるといったことが、ちゃんといろんな問題に向き合わないことにつながっているように思えてしまうんですが。

何だらだら暗いこと書いてんだろ。。。

でも、昔はドラマってもっと激しい世界を描いていたんですよね、いじめとかもよく扱ってたし。

そのころのほうが、実際の世界ももっと「芯」があったというか、ちゃんとした人が多かったような気がする。

これは年寄りの回顧主義じゃなくて、冷静に分析してそうだと思う。

TVerでは昔のドラマを一気に流したりもしているので、今は作れられないであろう、古い暗い人間ドラマみたいなものもチェックしてみてはいかがでしょうか。