監獄のお姫さま 菅野美穂はダンカンの、森下愛子は高田純次の罪を被っていた
今週は塀の中の女たちがなぜ捕まることになったのかを描いていました。
小泉今日子に刺された夫が面会に来たり、母の小泉今日子に会いにきた息子が母の面会権利が月に一回しかないために母親に会えなかったりという小泉今日子周辺のドラマもありましたが、今週は菅野美穂や森下愛子の物語のほうが見応えがありました。
ところで、ときどき挿し込まれる小泉今日子がわっとわざとらしく泣く演技、あれはいったい・・・
うけ狙いなんでしょうか。
それなら狙い通りで、見てるほうは笑ってしまうんですが。
あと、今週は夏帆の妊娠がみんなにばれ、塀の中で大きな問題になります。
満島ひかりに伝えようとして、伝えきれなかった小泉今日子は、「なんで言わなかった!」と詰問されてました。
怒る満島ひかりっていいですね。Sな感じはしないんですが、きっぱりした口調がいいです。
このドラマがスタートしたときは、看守は満島ひかりじゃなくて、安藤サクラが良かったなと思ったんですが、今となっては満島ひかりがしっくりきます。
あと、今週は満島ひかりが合コンするシーンがありました。
あれを見ると、やっぱり看守役は安藤サクラじゃなくて、満島ひかりだったなという感じ。
安藤サクラって合コンのシーンとかダメそう。
さて、どうして女たちが塀の中に・・・を描いていた今回ですが、まず目立っていたのが森下愛子のストーリー。
ヤクザの姐さんの森下愛子ですが、旦那、高田純次に罪をかぶされ、服役することに。
高田純次のずる~い感じが良かったです。
「お調子者」な感じがあの年になっても健在な純次って素敵すぎます。
どうしたらあんなにいい感じの親父になれるのか。疑問。
もうひとつのストーリーは菅野美穂について。
菅野美穂の父、ダンカンが面会に来ます。
ダンカンはどうしようもない父親。菅野美穂は父のやったことの罪をかぶり刑務所に入っていました。
どうしようもない父親だけど、父親のことが切れない菅野美穂ですが、この面会で縁を切ろうとつっぱねます。
こういったシーンの菅野美穂の泣きの演技はさすがです。
見応えがありました。
これで罪がはっきりしてないのは、坂井真紀と猫背椿かな。
このあたりも今後描かれていくのでしょう。
坂井真紀のストーリーはおもしろそうです。
そんなこんなもありながら、夏帆が出産へという流れで締めくくられた今回でした。
次回からは夏帆の赤ちゃんをみんなで面倒を見るといった展開があるようです。
刑務所でそんなことが可能なの? って疑問もありますが、それは置いといて・・・次回以降も期待のもてる監獄のお姫さまです。