監獄のお姫さま 小泉今日子が外に出てから一気に話がおもしろくなった
刑務所の中の内容に飽きてしまい(小泉今日子と塚本高史の恋愛のイチャイチャはおもしろかった。しかし、急に塚本高史が小泉今日子を好きなる展開は無理矢理すぎた。検事(塚本高史)が今後のストーリー上必要になるのはわかるが、小泉今日子にいきなり岡惚れして、みんなの犯罪に巻き込むという流れは無茶がすぎた)、ちょっと見るのが苦痛になってきてたのですが、小泉今日子が出所したあたりから、内容が俄然またおもしろくなってきました。
満島ひかりと小泉今日子の交流は泣かせるものもありましたが、このドラマに求めているのはどっちかってゆーと笑い。
その部分がいまいちだったので、ちょっと不満でしたが、盛り返してまいりました。
小泉今日子が最後に出所、そして、出所してから皆が集まるまでを描き、また、初回のほうで行われた犯罪(誘拐)についても、その裏舞台が描かれます。
繰り返しの内容にはなりましたが、もう一回やることで、なるほどと思えた。思い出しにもなったし。
途中、満島ひかりが実は裏切るのでは? みたいなくだりもありましたが、あれは必要なかったのでは? という感じ。
クドカンの脚本にしては、ちゃんとした内容というか、意味をもたせようとしているというか、あらすじに起伏をもたせようとしているというか、そういった流れがちょいちょい不自然さというかおかしな感じをうんでいます。
やっぱりクドカンの脚本は単純明快+馬鹿笑いが一番いいのでは? と思ってしまった。
変に意味をもたせようとかあらすじをつけようとする感じが災いするのか、笑いもすべってる部分が今回のドラマには多い気がします。
あと、クドカンのギャグは女優より、男の俳優さんにやっぱりはまりますね。
登場少ないけど、塚本高史が一番はまってる感じがしますもん。
キョンキョンとか満島ひかりももちろんおもしろいけどね。あと菅野美穂とかも。
でも、な~んか違うんですよね。中二男子のようなくだらないクドカンの笑いを体現するのは、やっぱきれいな女優さんじゃなくて、男の俳優なんですよね。
さて、内容はついに大詰め。
伊勢谷友介が犯人ということがゆっくりと明かされていきます。
塚本高史が伊勢谷友介が犯人という証拠をつかみに沖縄にとんだところで今回は終了。
出てくるんでしょうね、証拠。
で、伊勢谷友介はやっと成敗。
姫(夏帆)は釈放され、子供を取り戻すのでしょう。
取り戻すのかな。乙葉の存在もあるし、意外と夏帆が身をひいたりして。
あと、気になるのは姫(夏帆)の無罪を証明するためとはいえ、再び犯罪に手を染めてしまった小泉今日子たち。
やっぱり捕まっちゃって、また塀の中なんでしょうかね。
このあたりがどうなるかを確認していきたいので、次回もばっちり視聴します。