民衆の敵 選挙活動はいまいちだった。数字欲しさの高橋一生の無駄脱ぎを視聴者はどう思うのか?
さて、期待のドラマのスタートです。
なぜ期待していたかというと、脚本が黒沢久子さんだから。
この方の書いた「東京女子図鑑」はめちゃくちゃ良かった。笑いも皮肉も涙もせつなさもぎゅっとつまっていました。
東京に暮らすちょっとハイソな女子を扱っていましたが、東京でサラリーマンやOLをしているすべての人にささる内容でした(そこまで幅広くなかったか?)。
とゆーことで、初回を視聴。
感想は・・・ま~、つまらなくはないけど、ものすごくおもしろいわけではない。やっぱり内容がちょっと荒唐無稽かなといった感じ。
アルバイトや派遣を渡り歩いている夫婦の嫁のほう(篠原涼子。旦那は田中圭。年下すぎない? いくら篠原涼子が若く見えるといっても)が市議会議員に立候補。
見事、補欠から繰り上げ当選します。
そんなちょっとぱっぱらぱー(ハートはいいけど)な篠原涼子をサポートしたのが、石田ゆり子、江口のりこなどの仕事のできるママ友たち。
石田ゆり子がシングルマザーを演じてます。部屋は荒れ放題、仕事は閑職にまわされ、いまいち暗い役です。
この石田ゆり子が篠原涼子に影響され、前向きになっていきます(たぶんね)。
あと気になるメインのキャストは、やはり高橋一生。サラブレッド議員を演じます。
篠原涼子のよき先生のようなポジションになるよう。最後は対立したりするのかな。ちょっと見ものです。
他は、篠原涼子をいじめる気マンマンの議員に古田新太、篠原涼子をおもしろがりそうな市長(だっけ?)に余貴美子。
同僚の議員たちに前田敦子、トレンディエンジェル斉藤さん、千葉雄大などが並びます。豪華ですね。
おもしろかったのは、ラストの数分。
居眠りしている議員を篠原涼子がたたき起こすシーン。あそこが一番面白かった。
あの感じがTHE篠原涼子だし。いいですね、やっぱり、あーゆー篠原涼子。
今後あのテイストで押し切ったらドラマもおもしろくなりそう。
議員になった後のほうが盛り上がりそうです。
黒沢久子さんの脚本って、序盤は弱いんですよね。東京女子図鑑でもそうでした。
中盤、後半で盛り上がる脚本を書く方なので、今後に期待です。
でも、初回で外すと、途中で内容が良くなっても視聴率が取り戻せないんですよね。そのあたりがちょっと心配。
ところで、ちょいちょいさしこまれるインタビュー形式のシーン。あの勝手に登場人物がカメラに向かって話しだすやつね。
セシルのもくろみと一緒。
しかも、東京女子図鑑でもふんだんに使っていた手法。
まさか、ここでも出すとは・・・しかも、あまり効果的に使われてない。
その点はがっかりでした。
前回うまくいったことが今回もうまくいくとは限らない、といった好例。
しかし、内容は今後尻上がりにおもしろくなることが期待できそうです。
あと、気になったのは高橋一生をやたらと脱がすこと。
別に内容に沿ってないわけではないけど(シャワーシーンや、ある姉ちゃんといちゃいちゃするシーンで脱いでるので)、そんなに必要?って思ってしまう。
ってゆーか、数字が欲しいんだろ、あん?って思ってしまう。
あれはちょっとむなしい。
一生の乳首を無駄遣いしないで!
そんなファンも出てきそうです(もうちょっと素敵な一生さんの裸を有効に使いましょう)。
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