民衆の敵 石田ゆり子の出番が思ったより少ないのが不満
議員になったばかりの篠原涼子ですが、今回は市民の冤罪をはらすために大ハッスルです。
なんだかなあという展開。
市議会議員が市民の事件に関わっていくというドラマ的な展開がちょっと受け入れられない。
実際に議員が市民と深くかかわっているかどうかのリアルは謎なんですが、今回のように市民の事件にここまで介入して、真実をあばくみたいなことは絶対にないですよね。
ドラマだからそんなにリアルじゃなくてもいいんだけど、あまりにも荒唐無稽な要素ばかりになってくると、つまらなく感じてしまいます。
でも、こういった展開のほうが好きな視聴者のほうが多いのかな。
これだったら市議会の組織のドロドロとかごたごたを描いてたほうが個人的には好きなんですが。
ということで、今回のあらすじです。
ある青年が女の子を誘拐したということで逮捕されます。
実態は青年は優しく、寂しい女の子を世話して遊んでいただけ。
しかし、青年はほんとのことを隠し、罪を被ろうとします。
その理由は・・・女の子の家は母子家庭。母親が借金返済のためにしゃかりきに働いています。
そのため育児は手薄になっています。
育児が手薄で青年に世話をまかせていたとなると、母親のペナルティになります。
すると、十分な育児ができる状態ではないと行政に判断され、子供をとりあげられる可能性が高かったのです。
つまり青年はこの母娘を守っていたんですね、といういいお話し。
いいお話しなんだけど・・・はぐれデカ純情派みたいな内容ですね。
これを篠原涼子と高橋一生が二人で片づけるって感じも、刑事ものっぽかった。
古い&ドラマの主旨とずれてますよね。
一話完結で人情モノが受けるみたいなものがあるのかもしれませんが、今回に限っては外していると思います。
この調子で続けられるときついなという感じ。
議会のドン(古田新太)や市長(余貴美子)のドロドロやごたごたに介入していく篠原涼子のほうが見たいです。
次回以降どんな流れになるのか。要ウォッチです。
↓↓↓こっちの涼子のほうがよっぽどしっかりしてる↓↓↓