感情8号線(3) セックスばかりしてた町田啓太と貫地谷しほり
ドラマの中の設定というか、セリフですよ、もちろん。
高校時代に短期間付き合っていた二人の関係が、こういったものらしいです。
十代の思い出としては、ややすさんだ感じの思い出。
残念。
こんな激しいセリフはありましたが、町田啓太と貫地谷しほりの色っぽいシーンはありません。
色っぽいシーンはなかったけど、見せ場(?)はありました。
それは町田啓太と貫地谷しほりの制服姿。
もうさすがにきつかったです、制服は。
町田啓太とか、どっちかってゆーと大人っぽいタイプだし。
貫地谷しほりは童顔よりかもしれないけど、それでも、もう制服はちょっと・・・
そんなシーンも織り込みながら進んだ感情8号線。
これまでの二回とは違い、微妙な女の揺れというか、グチグチした感じというか、感情がいまいち消化しきれなくてグダグダしてる感じがちゃんと表現できていたように思います。
演出とか、監督とか、脚本とかいうより、貫地谷しほりの演技力によるものだと思います。
やっぱり、貫地谷しほりって演技が上手いですね。
微妙なところをわざとらしくなく表現とか動きで出せてました。
大袈裟にやらないところがマル。
それをやっちゃうと台無しなので。
こーゆーのって監督とか誰かの指示で、できるようになることではないのでしょうね。
女優さんの力にかかってるんだと思います(実際のところは、よくわからないですが)。
物語は、田中圭と結婚した貫地谷しほりが「これで良かったのかな」とぐちぐち思ってる感じでスタート。
元彼の町田啓太と再会します。
しかし、二人が再燃するわけではありません。
いまいちだった過去(二人は付き合っているとはいえ、町田啓太の家で会い、Hばかりしていた)でしたが、町田啓太は貫地谷しほりを好きだったと言います。
これで貫地谷しほりの気持ちはすっきりします。
田中圭の優しさも改めてありがたく思えるようになった貫地谷しほり。
結婚してよかったという心境になれます。
しかし、そんなときに田中圭の浮気を発見してしまい・・・続くではなく、終了です。
結局、貫地谷しほりの気持ちは「結婚してよかったのかな」に戻ります。
最後のひっくり返し(田中圭の浮気発覚)っていります?
ハッピーエンドで終わらせて良かったのではと思います。
余計なひねり。
そして、ラストの鼻歌は貫地谷しほりが歌う、ユーミンの幸せになるために。
ユーミンだけと、カンナ八号線じゃなかった。
たしかに♪チャックのシャツが、風に膨らむ~♪って内容じゃなかったけど、でも、それを言ったらドラマの内容に合わせてちゃんと曲がチョイスされているかってところが微妙だし・・・
ラストの展開やエンディングにいまいちしっくりこないものが残りましたが、全体としてはマルな内容でした。
このドラマの表現したいもの(女の揺れやグダグダ)が今回一番うまく表現されていたように思います。
↓↓↓「鬼」ばかりよりいっか↓↓↓