感情8号線(2) 痛さ爆発。いい生活のためにDVに耐える倉科カナ
今回のヒロインは倉科カナ。
相手役は三浦貴大です。
結構メジャーな出演者。
友達に貫地谷しほりとかも出たし。
三十分ものにしては豪華です。
内容も前回の川栄李奈の話に比べ、グンとリアル感、なまなましさがアップし、充実してました。
前回より数段おもしろかったです。
オムニバスなので当たりはずれは仕方ない。
内容は、いい生活(三浦貴大はお坊ちゃん)に固執し、DVに我慢する倉科カナの物語。
痛さ爆発です。
でも、これって異常でもなんでもないんですよね。
理解はしがたいけど。
ってゆーか、絶対理解できないけど。
でも、一部の人にとって、
DVの苦しみ < いい生活
DVの痛み < 世間体
だったりするんです。
結構ありふれたことです。
で、倉科カナのヒロインがまさしくそれ。
殴られても蹴られても、自由にお金が使えて、きれいなマンションに住めて・・・そーゆーことを優先。
DV男、三浦貴大との結婚をすすめます。
そんな倉科カナにとって唯一の希望は、子供ができたら変わるかも・・・というもの。
倉科カナはこれに賭けて結婚を進めますが、三浦貴大は子供はいらないと言います。
これでブチッと切れた倉科カナは三浦貴大の前から逃亡。
二人の生活は破綻します。
ちゃんちゃん。
こんな感じでした。
川栄李奈もそうでしたが、エンディングにヒロインが歌を歌うんですが、このチョイスがいまいち。
感情8号線っていうぐらいだから、カンナ八号線とか歌うかと思ったら(年がでますね)、そーゆーのはなし。
それとも今後出てくんのかな。
倉科カナは尾崎豊「僕が僕であるために」を口ずさんでました。
古い曲を扱うなら、当然ユーミンのカンナ八号線が出てしかるべきだと思うんですが・・・今後に期待です。