マツコの知らない世界 最後までハイテンションな楠田枝里子が語るチョコ愛
すごかったですね、楠田枝里子。
最初から最初までハイテンションでした。止まらない感じ。チョコ好きってみんなああなの?
チョコが好きで常時食べるという方、摂取量には気を付けたほうがいいかもしれません。
興奮してチョコとパティシエたちのすばらしさを語る楠田さんは、番組の進行まで自分でやってましたね。
番組での立ち位置が違います。
マツコに進行させて。そっちのがおもしろいから。
案内人にあんな玄人がくるとこんな展開になるんですね。
チョコやパティシエについての説明はよどみなくて、さすがにプロって感じでしたけど、なんか違う番組みたいな雰囲気になってました。
知らない世界はやっぱりマツコが仕切って、案内人をいじるぐらいのほうがおもしろいです。
さて、そんな楠田さん、海外にも飛んでましたね。今回、金かかってんなという感じ。
でもって、紹介するチョコがみんな高い、高い。
右下に値段と個数の表示が出ると、ついつい一個あたりいくらと頭で計算してしまいます。
だいたい一粒四百円ぐらいのものが多かったです。
きれいな箱にはいっていて宝石のようにディスプレイされているチョコですが、一粒に四百円・・・出せん。
贈り物と考えたらアリかもしれませんが、自分で食べるには高すぎです。
「自分へのご褒美」とか言い訳が必要。
昼にほか弁のサンキュー弁当(390円)とか食ってる人間には遠く感じられたチョコの数々でしたね。
あーゆー高いチョコって、キッチンで職人さんたちが作ってるのかと思いきや、工場とか出てました。
よく考えると当たり前ですね。高いといっても、ひと箱2000円前後のものからありますもんね。
世界の主要都市で販売してるし、大量生産しないとまわるはずがない。
見ないほうが良かったかもしれない裏側でした。
パティシエが一粒一粒丁寧にって幻想が壊れました。
そもそも勘違いだったんですが。でも、工場にも職人さんはいたので、人の手はかかってるんでしょう。
自動化するところは自動化してってことでしょうね。
高いチョコばかりでしたが、板チョコにアーモンド(? 何かのナッツ)がぽつぽつのっているものはリーズナブル(千円以内)でうまそうでした。
マツコもうまいっていってたし、あれぐらいだったら自分で食べる用に買ってもいいかもしれません。
日本で販売してるのかな。あーゆーチョコって六本木だの赤坂だの表参道だののお店で売ってるんですよね。そこまで行くのが面倒だし、敷居が高い。
結果、テレビで見るだけで口に入れるには至りません。
バレンタイン前だし、なんだかいろんなタイアップがついていたような今回のマツコの知らない世界。
商魂の欠片を感じるし、枝里子が必要以上に元気だし、いまいちノれない一時間でした。