いい年なのにテレビっ子!

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ポルノグラファー おっさんずラブよりリアルなBL?男女のエロもあり、幅広い視聴者の取り込みを狙う

大学生が自転車で人身事故。相手にケガをさせてしまいます。

その相手が官能小説作家。大学生は漢検を持っているということで、作家の代筆をするようになりますが・・・

まとめるとこんな感じ。複雑さはゼロです。

でも、いきなり関係がスタートしてもおかしくないぐらいの日常性はもたせている。

大学生が猪塚健太、作家が竹財輝之助で、きれいめの男たちが絡み合います。絵面は非常にきれいです。

猪塚さんは調べると30超えてるんですね。でも大学生でも違和感なし。体が細い。

初回からオナニーシーン連発してましたが(背中ごしバージョンと声のみバージョンの二回)、もうすっかり大人の男だったんですね。

びっくり。表情に険しさがあるなと思ったら、結構年だったのか・・・

輝之助は役柄も大人の男なので違和感なしです。

こちらは、さらっとさわやかなのに(草食系。髪のパーマも外し、おしゃれさも排除)、官能小説作家ということで「淫水」といった言葉をさらりと口にします。

おもしろいけど、すぐに慣れる(飽きる)。

輝之助がエロ小説を語り、それを猪塚が代筆するというシーンがメインになるのですが(代筆しながら猪塚が興奮してきたりもある)、輝之助が語るエロシーンもちゃんと再現VTRのように組み込まれています。

この部分は男女のエロ(高校生ががっつんがっつん女教師をやっつけたり)となっていて、BLファンのみならず普通のエロを求める男女も逃がさない作りになっています。

絶対数字とってやるっていう意欲を感じる。貪欲。

初回では二人の男の絡みはありませんが、今後ばんばん絡むようです。

作家(輝之助)が大学生(猪塚)を責めるのかな?

役割分担が気になる。

この段階では二人ともノーマル(輝之助は怪しい、猪塚は完全にノーマルの設定)ですが、そんなに簡単に嗜好が変わるの?

このあたりはちゃんとマンガっぽい。

監督、脚本は三木康一郎。ラブラブエイリアンの監督ですね。エロ+笑いといった作品に強いようです。カジュアルエロ路線といったところか。

昔の団地妻みたいなねっとしたものではなく、さらっとライトにエロを楽しませてくれます。

本作もそういった流れ。今回は笑いは少なめでエロ多めですが、どの作品でもある一定以上の水準に必ずもってくる力量はすごい。プロですね。

ものすごい一発を作るというより、どれも水準以上のものを作る方のようです。

輝之助はエイリアンにも出てましたよね。輝之助、新木優子(エイリアン主演)の二人は事務所がスターダストです。

おとなの事情というか、いろんな絡みが見えてくる・・・(そんなことないか)

今期の深夜ドラマは急にエロ色が濃くなりました。

恋のツキとかポルノグラファーとか。エロ路線の復活って景気の立ち直りを示しているのかな? そんなことない?

おっさんずラブの大ヒットをうけての企画かもしれませんが、こちらのほうが正統派のBLという感じがします(BL、ほぼ読んだことないけど)。

ちゃんとエロが組み込まれていて(というかエロ中心で)、リアルっちゃーリアル。

大人(成人)の男たちのぶつかり合いで、おっさんずラブのようにエロゼロではやはりちょっと物足りません。

あれはあれで成立してたけどね。

一定の市場を確立したBLですが(こんなに盤石な市場になるとは思わなかった)、今後はドラマ界にも浸透していくことになると思います。