いい年なのにテレビっ子!

テレビの感想や芸能ネタなどのつぶやきリポート

グッドドクター ピュアなキャラで思い出すのは香取慎吾のドク

韓流原作なんですね。どうりでドラマティック&涙多め。

フジは叩かれても叩かれても韓流を推しますね。

どうしてだろう。韓流反対ってわけでは全くないんですが、それにしてもフジの姿勢にはちょっと疑問あり。

ということで、初回を視聴したんですが、いわゆる医療モノ人間ドラマでお涙頂戴ものです。

扱っているのが大人の病気ではなく、子供の病気ということで、このあたりは好き嫌いが分れるところ。

大人の事情を描いたもののほうが重くて好きという人もいれば、小さな子供が病と闘う姿に心打たれるという人もいるでしょう。

個人的には子供ばかりが出てくると重いというより、可哀想という色合いが強くなっていってしまうので、他の医療ドラマのように大人の患者のなかに時々子供が混じっているという設定のほうが好き。

そしてこのドラマの売りはなんといっても障害がありながらも天才という若きドクター、山崎賢人のピュア演技。

こういったキャラをみると、どうしても香取慎吾のドクを思い出してしまいます。

あのキャラはピュアってわけじゃなくて(いや、性格はピュアなんだけど)、外国人で言葉が拙いって設定だったんだけど、ピュアなキャラといえばあれが印象深い。

あと、若い頃の和久井映見がピュアな役をやっていたのがうっすらと記憶にあります。

ピュアキャラは後々までイメージが残ってしまうので、演じるには覚悟がいりますよね。

さて、山崎賢人のピュアな演技ですが、なんというか、普通。

可もなく不可もなし、初回を見た限り。

このキャラはピュアでありながら、超人的に頭が良いという設定なので、そんなに緩く見えてもいけないんですよね。

そのあたりの調整が今後難しいと思います。

大人の事情がわからない(言っていいことと悪いことがわからない)ピュアなドクターが、子供を救いたいという強い気持ちで周囲とぶつかりながらも、患者の命を救っていくというこのドラマ。

予想がつきすぎる展開をなぞっているだけなんですが、それでもついつい見続けてしまいます。

医療系にありがちな、どうなるかわかっちゃーいるんだけど、ついつい見てしまう、そしてなんならまんまと泣かされてしまうという内容です。

他に印象的だったのは、ちょっと意地悪だった藤木直人。

顔がキレイ&きついだけに意地悪な役がはまるし、ちょっと見ててイラっとします。ほんとに性格悪そうって感じがにじんじゃう。

ま、直人もいい年だし、嫌われてももういっか。

あとは、久々の上野樹里。なんか落ち着きましたね。穏やかになった感じ。

結婚がはまったんでしょうか。うらやましい。いい年のとり方をしている感じがします。

お騒がせキャラの女優さんなんですが、今回は思わぬ行動をとる天才ドクターをいさめ、振り回される役をやられています。

実生活とは逆の立ち位置でガンバるようです。頑張れ!

そして役を通じて周囲の気持ちをくめるようになろうね(実際にそんなにお騒がせキャラなのかどうか知りませんが)。

冗談はともかく、演技は今回も抜群の上野樹里です。

視聴者を泣かすなんてお茶の子さいさいなんだろうな。脚本も思いっきりその方向だしね。

今回の木10、仕事の疲労がたまりきった頃に涙活するにはもってこいの内容だと思います。