マツコ会議 京都、嵐山駅の女子高生。スタッフの仕込みを許さないマツコ
今週は京都です。それもJK。JK特集(?)も常連企画ですよね。
でも、今週はちょっとかわった趣向でした。
いつもなら現地の話題のカフェに常連さんに集まってもらったりするのですが、今週は「嵐山駅」を訪問。
ふらっと来た嵐山駅で、偶然出会ったJKたちに話を聞く、といったテイにしたい番組スタッフですが、これをマツコは許しません。
「仕込みだろ」とツッコミを連発。
実際、仕込みなんですけど。ふらっと行った場所で、取材OKなJK(それもわりとユニーク)にばんばん遭遇するはずありません。
そんな偶然にまかせていたら、何時間あっても終了しない。仕込みも当然というか、仕込んだほうが効率的。
ということで、仕込みのJKたちに話を聞いていきます。
まずは地元、京都のJK3人組。インスタスポットになっている嵐山駅近くの京友禅ポール(夜は照明にもなる)が並んでいるところで話を聞きます。
この三人組、地元京都の地味さが大嫌い。ことあるごとに地元をディスり、東京への憧れを口にします。
そんな三人にマツコやスタッフたちは京都の素晴らしさ(落ち着きだったり、趣だったり)を語りますが、三人はさらっとこれをスルー。笑い流します。
十代じゃ京都の良さはわからないかとあきらめるスタジオの大人たち。
ということで、次のJKたちです。次の三人のJKたちは女子高生ミスコンの参加者たち。三人は選考では比較的早い段階で脱落したそうですが、その縁で友達になったとか。
三人はおもしろいソフトクリーム(? 見た目はソフトクリームっぽい)を手にしていました。
このアイス、逆さにしても(アイスの部分が)落ちないんです。豆乳を混ぜ込んだことで、そういったことになってるらしいのですが、そのへんの詳しい事情は誰も説明できません。
「だからカフェが良かったのに」
マツコの不満、再びです。
たしかに、この理由ぐらいはきちんとおさえておいてほしかった。
ちなみにこのアイス、落ちないということで、合格祈願などに使われているそうです。
いろいろ考えますね。モノを売るってほんとに大変ですから。
最後に話を聞いたのは、足湯を利用していたJK二人組。
三年生(卒業生)なんですが、学校が厳しかった反動で、一人は金髪、一人はゆるふわパーマをかけていました。
反動ってこわい。
この二人は流行っていることとしてアルゴリズム行進を紹介してくれます。
みんなで並んで、前のひとの動作を倣って進んでいく、みたいなものらしいです。
JKっていろいろ考えますね。
年の差を感じるんですが、今の40才以上って、こんなふうにみんなで何かをする遊びを自分たちで考えるってしてないはず。
もともとある遊びをみんなでやっていたというのはありますが。
それともやっぱりなんかやってたのかな。遠すぎて思い出せない。
SNSでひろまる、みたいなことがなかったし、SNSにのせたい(から何か考えだして作る)、ってのもなかったし、目的がなかったから生まれなかったのか。
そのあたりは謎ですが、JKを特集すると、決まってこんなふうに独自の遊びが出てくるので、ちょっと感心してしまいます。
書いてて思ったんですが、芸人さんの影響とかもあるのかも。
リズム芸とか踊り芸とか増えてるところも関係してるのかもしれません。
いずれにしても、毎回良くも悪くも大人たちとのずれを感じさせてくれるJKです。