ホリデイラブ 予想以上にメロメロしてきたけど、打たれ強い松本まりかに期待
不倫ドラマ、ホリデイラブですが、予想以上にメロドラマ、メロドラマしてきました。
仲里依紗が山田裕貴に誘われたのは罠で、今後ぜったいに塚本高史にばれるなということは予想通りですが、その後の揉め方も予想通り。
もうひとつ言ってしまえば、そこに食い込んでくる松本まりかのやり方も想定内でした。
展開やセリフの一つ一つまでが想定内という展開ですが、このメロメロ感に妙な安心感というか、「やっぱりー」という満足感を得られます。
こーゆー感じも大事ですよね、ドラマって。
視聴者は何も毎回予想外のどんでん返しを求めているわけではない。
それにしても、自分が攻撃される立場になってからの仲里依紗の弱弱しいこと。打たれ弱すぎ。
幸せな主婦はこんなに無防備なもんでしょうか(たぶん人による)。
ただ、仲里依紗の役が打たれ強くて、ヒステリックに反撃しまくる妻だったりしたら、このドラマは成立しません(ってゆーか、そんな女見たくない)。
ドラマとしては、いったんはボロボロになって落ち込んだ仲里依紗が立ち上がり、強く敵(松本まりか? 壇蜜? ひょっとして平岡祐太?)に立ち向かうという流れを見せたいんでしょうが、とっとと反撃に移ってほしい。
仲里依紗は強い役のほうが断然合うと思うので、弱弱キャラを長くみたいと思いません。
反対に逆境になればなるほど燃えるのが貧乏人出身(役の上で)の松本まりか。
泣いたかと思えば、次の瞬間は半笑い。ちょっと危ない感じが楽しいです。あんなの実際に居たら危なくてしょうがないけど、テレビの中の人物としては最高。
そんな松本まりかさん、今週はモラハラ旦那の中村倫也に犯されかけ、ブラジャーを脱がされそうになってました。
きみが心に棲みついたの吉岡里帆じゃないけど、この人も必要以上に下着姿にされてるなといった印象。
しかも、松本さんの場合は「絡み」もありなので、頑張り度が違います。下着姿を強要されない役者さんに早くステップアップできればいいのに、と余計なことまで思ってしまう。
しかし、ドラマの中の松本まりかは強い。
へなへなとしているようで芯が強く、目的のためには手段を選びません。ってゆーか、もっと平たくいうと、人のもの(旦那)でも果敢に奪いにいく。
これって一番同性に嫌われるタイプ。それを狙っての役設定ですが。
このドラマで、松本まりかが裕木奈江みたくなって消えないことも願ってしまいます(時代が違うからそれはないか)。
ここまではあまりにも予想通りのホリデイラブ(それが今週はかえって心地よかったけど)。
今後はもう少しひねりのある展開をしないと、さすがに飽きてきます。
仲里依紗の浮気(未遂)がばれ、ぎくしゃくする塚本高史夫婦。
松本まりかは子供を奪われ、中村倫也の家を出るが、「子供はいつか取り返す」と捨て台詞。
これら夫婦の行方も気になりますが、壇蜜たちの目的(なぜ仲里依紗を罠にはめたのか)が気になるし、もっと気になるのは松本まりかがどうやって塚本高史を落としていくか。
そして、さらなる追い込みをかけてくる松本まりかに対し、仲里依紗がどんな反撃をしていくか。
材料は出尽くしたので、今後は泥臭くぶつかり合いの展開になるはずなので、こんなこと言う? みたいな「ひどいセリフ」の応酬に期待したいです。
↓↓前回も不倫でごたごたしてたじゃん。今回もがんば!