恋する香港 次回からどんなに素晴らしい謎解きがあるとしても、初回としては失敗
小池栄子と吉沢亮のW主演、ということらしいです。
でも、画面に出ずっぱりだったのは、最上もが。
小池栄子なんてラストにちょろっとです。吉沢亮は結構出てたけど。
香港の街情報などについても織り込みながら(せこい数字稼ぎ。いまどきドラマで街情報をひろおうとする輩もいません)、アイドル役の最上もががひたすら香港をめぐります。
香港の景色は楽しめる。でも、それを目的にチャンネルをひねる視聴者はいません。
海外の風景、映像だけなら、ネットのほうがよっぽど手っ取り早い。
この最上もがと撮影スタッフの気持ちのすれ違いなどを描いていた初回。
すれ違いつっても、そのへんを丁寧に描いてるわけではなく、ざっくりです。いきなりちょっとしたことで、アイドル、最上もががへそを曲げ、撮影に非協力的になるだけ。
そんでもって、ラストは最上もがが誰かと勘違いされて人さらいにあいます。
非日常的。香港ならそれぐらいの力技でも、街の雰囲気でどうにかなる・・・なりません。2017年ですよ。
警察沙汰になるだけだわ。
最上もがが人違いされ、その場に現れた小池栄子は吉沢亮を誰かと勘違いしてて・・・
もうしっちゃかめっちゃかです。
これ、伏線なの? バラまき方がひどいんですが。
ってゆーか、伏線らしい伏線にもなってないし。たぶんラストまでみたら、余計にこの序盤の展開に不満が出そう。
もっとどうにかなっただろうって。
どんなに素晴らしい謎解き、まとめがあったとしても、この序盤のてんやわんやは取り戻せません。
ただただ画面の中がわっちゃわちゃしてるんです。
ま、マジックプリンスというアイドルを売り込むという側面もあるドラマのようなので(主題歌もそれになっていた)、こーゆー内容なのでOKか。
いまいち納得できませんが。
しかし、男性アイドル推しのドラマにアイドル、最上もがが出るのも、たたかれそうな気も。
あの女、〇〇君とあんなに近く。きいーっ・・・てな感じにネットに書かれそうです。そんなシーンあるか知らないけど。
そこまでくだらないことにはならないか。
とにかく、序盤の伏線(?)がしっちゃかめっちゃかで二回目以降を積極的に見たいと思える内容ではなかったです。