新宿セブン 上田竜也のとがりっぷりが新宿にドはまりしている
ああ、沢尻エリカとか綾野剛で映画化されたやつね・・・と録画した新宿セブン。
見ていると、なんか雰囲気違うなあ、映画も見てないけど、こんなあらすじだったけかなあ・・・で、気付いたんですが、あれ、新宿スワンでしたね。
ということで、新宿スワンとは関係なかった、新宿セブン。
おもしろかったです。テレ東の深夜は優秀。ほんとに優秀。大好き。
内容がまとまっていたし、流れもよかったし、セリフもよかった。
出演者たちのキャラもいかされていたし、ちょっとしか出てこなかったけど、マフィアの殺し屋、鈴木貴之が中国人っぽいところもあって、ものすごい雰囲気がでててかっこよかった。
冷徹だけど人間くさいな感じもあったし。文学的な顔ですよね、あの方。
主演の上田竜也も新宿で歩いてそうな面構えでほんとにはまってました。
演技もうまいんですね、この方。
あまり知らなかったです。
ジャニーズっぽくはない方ですが、それがこのドラマでどはまりしてます。
がらの悪さを活かすなんて、さすがテレ東深夜。
一方、おっとりとしたキャラで中村倫也が登場。深夜に出まくりのこの方、演技は安定していて、わりと器用です。どんなキャラもうまい。
ということで、内容です。
新宿で質屋をやっている天才鑑定士が上田竜也、その弟子が中村倫也。
ヤクザの依頼で偽ダイヤをみやぶったりして、日々を過ごしています。
初回では上田をかわいがっていたヤクザの組員(鶴瓶の息子)が、親分の女と組み、組織の金をくすねます。
そのからくりを上田竜也があばくというもの。
人間ドラマあり、鑑定のプチ知識あり、スピード感ありで文句なしです。
脚本うまいなあと思っていたら、100万円の女たちにも関わっていた脚本家さんです。
山田能龍さん。
優秀な方ですね。
今後、きっともっと有名になられる方だと思います。
な~んだ新宿スワンじゃないのかと投げ出しそうになりましたが、おもしろいので、次回も必ずチェックします。