いい年なのにテレビっ子!

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櫻子さんの足下には死体が埋まっている 鷲尾真知子のばあやと高嶋政宏の刑事は鉄板

観月ありさ、久々に見た気がします。そんなに久々でもないはずなんですが。
 
以前が出ずっぱりだったんで、ちょっと見てないだけで、すごいブランクに感じる。
 
相変わらず日本人離れした(人間離れ?)スタイルでおきれいです。
前髪ぱっつんで、よりエキゾチックで女らしい感じ(男のような言葉を使う役なので、やや違和感あり)。
 
観月さん、今回は変人の役です。でも、頭のいい役。
 
ちょっと現実離れした役ですが、コメディではありません(少なくとも、観月さんは笑いをとりにいかない)。
 
推理ものなのか、笑いがほしいのか、序盤が滑りまくっていたので、ちょっとわからなかったのですが、基本的には推理もののようです。
 
人骨がたびたび出てきたりするので、笑いも混ぜて明るくしようというのもわかるんですが、最初のほうで滑りまくっていたので、ちょっと不安になりました。
 
死体(人骨)が出てきて、観月さんの推理がはじまってからは、内容が落ち着いてきて、おもしろかったです。
 
観月さんが標本士ということで、その専門的な知識で謎をといていくのですが、科捜研の女とかそういった類と似てる感じ。
 
だから、つまらなくはないです。
 
推理の部分には知識がはいってるので、そこはひきつけられます。でも、やや平凡。
 
個性的だが頭脳や特別な知識のある人間(ここでは観月さん)が事件(人の死)の謎を
といていくストーリーは見飽きているし、こーゆージャンルならテレ朝のほうが上手い。
 
とはいえ、このドラマも観月さん、上川隆也、高嶋政宏、鷲尾真知子とベテランを揃え、安心してみていられます。
 
その分、フレッシュさはなし。
新川優愛がやや目新しいぐらい。
 
今回の日9もフジテレビのドラマは苦戦しそう。裏のTBSドラマが強いので、内容以上に数字が悪くなるのが気の毒です。
 
とゆーことで、あらすじ。
 
標本士の観月ありさは動物の骨の中に人骨を見つけ、藤ヶ谷太輔にその場所に連れて行ってもらいます。
 
そこには観月さんが大好きな骨(人骨)が。
 
警察(高嶋政宏たち)の手に渡る前にと骨を観察する観月さん。しかし、その死体は藤ヶ谷さんの知り合いの女性でした。
 
ショックを受ける藤ヶ谷さん。
 
変人と嫌っている観月さんに頭を下げて協力をお願いして、事件を調査していきます。
 
犯人として、その女性の恋人が浮上してきますが、観月さんが出した答えは「自殺」。
そして、死んだ女性の恋人が、その女性の妹と浮気し、そのショックから女性が自殺をはかったという事実があぶりだされます。
 
骨の知識だけでなく、植物の知識(上川さん担当)などを駆使し、事件を解決していくんですが、材料を集めたら、あとは観月さんの頭の中で事件を解決する感じ。
 
そのあたりがちょっとあっさりしすぎているというか、物足りない部分ですが、謎解きの知識や材料はしっかりしています。
 
とはいえ、何度も言いますが、ちょっと平凡。
 
この手の推理ものってやりつくされてるから、どうしても新鮮さに欠けます。
 
観月ありさがあーゆー役をやってるのは新鮮なのかもしれませんが(でも、観月さん自体は新鮮ではないので、これもちょっと弱い)。
 
内容は悪くないのに、数字的には厳しくなりそうなドラマです。