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マツコ会議 大人が週末に通うパン屋さん開業スクール。メロンパンは作るのが難しかった

今週のマツコ会議、舞台は新宿にあるパン屋さん開業を目指す方向けのスクール。

生徒さんはみな平日は働いていて、土曜日はスクールに通い、パン屋さん開業を目指しています。

生徒さん、圧倒的に女性が多かったです。男性は一人(先生と間違われていました)。

スクールの費用は、300時間で150万円。単純計算で1時間5千円。いろんな機械を使い、材料費も込みで考えるとこんなものでしょうか。

スクール費用も結構高額ですが、パン屋さんを開業するとなると1千万円ほどの費用がかかるそうです(でもパン屋さんの平均年収はけっして高額ではなく320万とのこと)。

そうやって開いたパン屋さんも競争は激しいようで、番組のリサーチャーさん曰く、開業数と閉店数が同じぐらいだそう(たしか、どちらも1100とか1200という数字でした)。

どの仕事も生き残りが大変です。

ちなみに、土曜日は朝から終日授業だそうです。働きながらハードですね。

とゆーことで、生徒さんに直撃。まず一人目は、男性、50歳のバスのドライバーの方でした。

ものすごく若く見える方で、モテそうなおじさんです。その印象通りの方で、奥様はなんと31歳で19歳も年の差があるということ。

すごいですね。かっこいい。

そんな奥様、旦那さんの夢に理解があり、老後にパン屋さんになりたいという夢を応援してくれているということ。

また、旦那さんが老後にきちんとした仕事をと考える理由は、奥様が若いからということもあるそうです。お互いを思いやる夫婦、いい話です。

しかし、ここから流れがかわります。どこで出会ったのかと聞くと、職場との回答。奥様、元バスガイドさんだそうです。

マツコ「(いい話から)一気にエロ話になった」

そうですね。申し訳ないけど、印象的にそうなってしまいます。

次にインタビューに答えてくれたのは42歳(見えなかったですね。お若かったです)のシングルマザー。

なんと三人のお子さん(それも20歳をこえてる子もいて、結構大きなお子さんたちでした)のお母さんで、去年離婚されたとのこと。

アパレル関係の仕事をしながら、子育て後はパン屋さんをやりたいという夢をかなえるために勉強中だそうです。頭がさがります。偉い方です。

年取ってしまうと、こんなに頑張れないものです。子育て+会社+スクール。言うのは簡単ですが、実際はめちゃくちゃハードです。

でも、何も考えないようにいろいろ忙しくしたいという気持ちもわかります。離婚したばっかりだと、いろいろ複雑でしょうし(憶測ですが)。三人もお子さんが居て、若くもなくて(失礼)、結婚期間も長かっただろうし、何も考えないはずはない。

そんななか、へたにぽっかり時間が空いて、マイナスの想像をするとものすごいダメージがありますからね。

とくに年をとると、このてのダメージはこたえます。

なので、忙しくするのはありだと思います。

取材日に皆さんが作っていたのはメロンパン。いろいろな作り方があり、すべて機械で作る店もあるそうですが、スクールでは最も難易度の高い作り方をさせているそう。

大(難しい)は小(簡単)をかねるという考え方のようです。

しかし、ほんとにその方法でメロンパンを作るのは難しいようで、焼きあがったメロンパンのできは残念なものに。

どんな仕事も、やってみると実は難しいもんなんですね。

スタジオトークでは、石原Pがメロンパンは焼きたてではお店に出さないという間違った知識を披露。

スクールの先生に「タイミングが良ければ焼きたてを出しますよ」と否定され、マツコに「40年間あたらなかっただけなのよ」とつっこまれていました。

無駄に年齢をばらされる石原P、気の毒です。

この番組ではいじられることの多い石原P。でも、全く負けてはいません。

たいしてトークしてるわけでもないのに、気の強さはしっかり画面ににじみ出てます。がんばれ(応援の必要のない方のようにもみえますが)。

今週見てて思ったことは、皆、将来に対して備えようという気持ちが強いということ。

その気持ちはよくわかります。

老後に向けて万全ってほどの貯金はできそうもないし(今の稼ぎが悪いから)、年金とかもそんなに出ないだろうし(これも今の稼ぎが悪いから&将来的に削られていくから)、長い期間働かないといけないことはもう覚悟してるんですけど、先のことを考えるとほんとに気持ちが萎えますね。

そんな考え方をしたくない方たちが前向きに将来に備えている姿を見て、がんばらないとなと考えさせられた今週のマツコ会議でした。