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東野幸治のいじりに愛想笑いを返さなかった斉藤由貴に拍手

斉藤由貴、早々に復帰しましたね。

代わりはたくさんいるからあの事件で消えるだろうと言われていましたが、実際は全く違いました。

いろんなオファーが絶えなかったようで、早々に女優に復帰。消えた仕事もあるでしょうが、それよりも新規の仕事で「ぜひ斉藤さんを!」ってものが多かったんでしょうね。

斉藤由貴ってやっぱり稀有な女優さんなんですよね。

そんな斉藤さんがバラエティに出てました。

その番組、司会が東野幸治だったので、当然、あの事件についても触れていたというか、斉藤さんをいじっていた。

しかし、斉藤さんはこのいじりを軽い苦笑で無視。さすがです。周囲の空気を読みません。

普通だったら、「もう、やめてくださいよー。あれは私が悪かったですって」といったふうに突っ込まれれば愛想笑いのひとつでも返すところですが、斉藤さんはそれをしませんでした。

この態度を生意気だとか、そんなんだからあんな事件起こすんだよと思う人もいるかもしれないが、私は、やっぱり変わってていいな、斉藤さんと思いました。

良いか悪いかは別にして芯がある。

ああいった場面で、「どーもすみません」といったふうにおもねって笑うことって誰でもできるんですよね、反省しててもしてなくても。

だから、ある意味不誠実っちゃー不誠実。

事件が不倫だっただけに、相手(の立場)もあることなので、へらへらしてるのもおかしいというか、勝手な行動です。自分だけを守ろうってんだから。

でもって、斉藤さんみたいにあまり反応しないってのもどうかとも思うんですが、完璧な正解なんてないし、まあ、そういったところに落とすっていうのもわからなくはないなと思った。

番組では斉藤さんの長女も出てて、インタビューに答えてました。

母の不倫会見をちょっとネタにしたりしてて、おもしろい返しをしてました。

大学生ぐらいになると、男女のことも実感をともなってわかりはじめるし、母親のやったことも少しは理解できるでしょうね。

男女の仲は善悪でははかりかねることばかりですからね。

あと、母親や父親が不倫をして親を嫌いになるって、そんなに単純なケースばかりではないと思います。

たとえば、父親が不倫して、母親がそれで苦悩して自殺した、とかだったら、父をうらんで嫌いになるとかってあると思いますが、そこまでドロドロしなくてもぜんぜん不思議じゃない。

父親の姿を見て、「こりゃ男の魅力ゼロだ」とか「いやな人間だな、こいつ。母さん、こいつのどこを好きになったんだろ」みたいに思ってたら、母の不倫をさらっと受け流すだろうし(斉藤家がこのケースかは知りませんが)。

斉藤さんと旦那さんは宗教でつながった結婚という側面も強いようなので、そういって点からしても、子供たちも母親の不倫に寛容だったのかもしれません。

単なる想像ですが。

あと、斉藤さんは中学生の次女と非常に仲が良く、子離れしなければと考えていると口にしていました。

不倫はしてもそういった母心はしっかりあるわけです。不倫したら、子供のことは全く考えてなくて男に狂ってんだろ、みたいな論調で語られますが、そんなに単純ではないですよね。

ちなみに、長男はパパっ子だそうです。これもいいお話。

三人の子供が全員母親の味方って家庭もよくないと思います。

不倫があったとはいえ、いい家庭なんじゃないの? って印象を受けました。

女優さんってバリバリ働く男性と変わらないと思うんです。

精力的に働いて稼ぐ男が外で火遊びしてるのと同じと思えば、そんなに特別なことじゃないと思うんですが。

でも、まあ、不倫相手にも奥さんがいて、奥さんやその周辺の人が苦悩していると思ったら、やっぱり褒められたことではないですよね。

あと、斉藤さんは番組で朝ドラの「はね駒」がとても楽しかった(仕事として)と語っていました。

朝ドラ主演はきつい、大変だと最近の女優さんはこぼしまくりですが、斉藤さんは全く違う反応でした。

当時のインタビュー映像でも楽しいを連呼していた。やっぱり体力というか根性というか、そういったものが今の子たちとは違うんでしょうね。

最近の朝ドラの子たちのなかで、斉藤さんのように年をとっても女優として活躍できる子ってどれぐらいいるんでしょう。

そんなに多い数ではないと思います。

 

↓↓そういえば二人(波瑠&斉藤由貴)とも朝ドラヒロイン


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