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お母さん、娘をやめていいですか? 石井杏奈親子は改善の兆しがみえるも、波留&斉藤由貴の母娘は進歩なし

第七回、出口なし。来週は最終回ですね。

終盤で材料が出尽くした感もあり、今週はややまったりしてました。

斉藤由貴が波留&柳楽優弥の部屋に入り込むとったホラーももうやった後だし、来週の締めに向けて今週は調整週といったところでしょうか。

とはいっても、ラストに波留と斉藤由貴のぶつかり合いはあったし、最終回は盛り上がりそうです。

波留の生徒、石井杏奈親子の関係に改善の兆しが見え、波留たち親子も波留の自立に向けて進むかと思いきや、ラストのシーンで逆戻り。

このドラマの斉藤由貴はほんとに学習能力がありません。でも、こーゆー人、居ますよね、きっと。

ずっと主婦をしてて、自分ではいろんなことを我慢してきたと思っているのでしょうが、実際は結構な我慢を周囲の人間(娘や夫)に強いている。

狭い世界(家庭)の中で実は暴君になってる自分に気付いてないんですよね。リアルはリアルです。

そんでもって、今週のあらすじはざっとこんな感じ。

波留の学校の学園祭で生徒、石井杏奈の母親と激突する斉藤由貴。

石井杏奈の母親は娘を連れて帰ろうとしますが、これを娘が拒否。石井杏奈親子はもみあいになり、階段から転落して母親が怪我をしてしまいます。

その顛末を目撃していたのは波留のみ。

警察に対し、石井杏奈親子が事の経緯を説明しないため、娘に傷害の容疑がかかります。

しかし、娘が「母さんが何も言わないから、私も何も言わない」と言っているということを聞いた母親が警察に事情を話し、この件は丸く収まります。

波留は柳楽優弥の部屋を出て、一人でアパートを借りることにします。

新しい部屋に移る前に母親の友人、麻生祐未の家に世話になる波留。波留の自立を応援する麻生祐未に励まされます。

一方、父の寺脇康文はついに会社を退社。昔の先輩に海外での仕事を勧められるが「家族がいるので」と断ります。

しかし、妻、斉藤由貴は止めるのもきかずに会社を辞めた夫に対し「いつも一方的だ」と硬い態度を解きません。

そんななか、母、斉藤由貴の娘、波留に対する態度が軟化。「もう自由にしていいわよ」とメールを送ります。

これに喜ぶ波留。母もやっと理解してくれたと喜びます。

そして、新居の鍵を受け取る日、波留と斉藤由貴は久々に再会します。再会を喜ぶ斉藤由貴。

波留は不安を覚えます。

新居の中を見てまわる母と娘。娘の部屋を見ていたときに、母は「また、みっちゃん(娘)と暮らせる」といいはじめます。

これに驚き反発する波留。自由にしていいと言ったのは嘘だったのかと母親に噛みつきます。

しかし、母親の斉藤由貴はどうしてまた一緒に暮らすのがそんなに嫌なのか飲み込めない様子。

そして、ついに波留は小さなころからずっと母親の顔色を見てやってきた、教師の仕事も母を喜ばせるために選んだ仕事で自分に向いているかわからない、あなたの存在が重いと母親にぶつけます。

これに茫然とする母、斉藤由貴。

そして波留はついに、「あなたの娘をやめていいですか?」と口にします。

最後は出ましたね、ドラマのタイトル。

まさか、まんま台詞にするとは思いませんでした。

「出口なし」というタイトルからして、メールの通りに斉藤由貴が波留を解放するとは思いませんでしたが、この母親、思った以上にしつこいですね。

というか、メールをうつまでに至った経緯が全部吹っ飛んでいる感じです。

都合の悪いことは忘れるってやつでしょう。

そんな母親を憎みきれない波留ですが、次週はどうなることやら。

予告編を見るともうひと悶着ありそうですが(斉藤さんが自殺をはかって、娘の波留がいったん家に戻るよう)、最終的には波留は自立し、斉藤さんは夫、寺脇さんと海外に渡るって展開で丸く収まるのではないでしょうか。

ハッピーエンドじゃつまらないと思うドラマもありますが、このドラマは予想通りに丸く収まってほしいと思います。