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正義のセ 吉高由里子が子供っぽすぎる検事に

正義のセ、はじまりましたね。

予想通りの勧善懲悪な内容。吉高由里子が正義の味方になる検事を演じます。

若くて熱血! を演出するためでしょうが、吉高由里子がやや子供っぽすぎる様子になってます。

でも、それも検事という職とのミスマッチを狙っているのでしょう。それが叩かれても話題になれば美味しいぐらいな感じで。

でも、親近感は確かに出ます。堅い検事だと、一般人との距離が出すぎるのも確か。

天真爛漫な吉高由里子はかわいいけど、ちょっと検事との距離が出すぎかなとは思います。でも、ドラマの主人公にはキャラをもたせないとヒットしないということもあり、このあたりは作り手としては厳しいところでしょう。

(ドラマが)受けちゃえば、キャラと職業がミスマッチしてても、何も言われないしね(ドクターXとか)。

ただ、吉高由里子の妹が広瀬アリスというのは単なるミスマッチかも。

子供っぽい吉高由里子に対して、色っぽい広瀬アリスが並ぶと、吉高由里子がどうしても馬鹿にみえる。

でも、お姉ちゃん(吉高由里子)は検事で、妹は生家(豆腐屋)で働いているわけです。

むちゃくちゃな設定。もっと妹に天真爛漫なタイプをもってこんかい! と思ってしまう。

それは良しとして(物語とあまり関係ない)、内容としては「また、こういう内容か~」という感じ。

キムタクのヒーローとの被りも指摘されてますが、そーゆー問題じゃない。

主人公を刑事、検事、医者、弁護士にして、一話完結で事件を解決していく、そういった内容のドラマばかりが作られているという点にちょっとうんざりしてしまうという問題。

だって、それ以外のものには視聴者は食いつかないじゃん、ついてこないじゃん、という作り手側の言い分も透けてみえたりして、このあたりは苦しいところなんですが、それにしてもなあと思ってしまう。

どうにかならないんでしょうか。

新たなジャンルを開拓しないのかなと思っていたら、最近、出てきましたね。

それは、タイムリープもの。時間軸を動かして、もう一回やり直すとか、ファンタジーちっくなものが新たなジャンルに加わりそうな勢いですが、これはどうなんでしょう。

あまりにも好き嫌いが分れるジャンルです。定番になるのは難しそう。

正義のセに話を戻すと、一話では上司のパワハラの証拠をつかみ、いじめられていた部下を守るという内容でした。

なかなか証拠がつかめないなか、タクシーの録画した動画を証拠としてみつけるという奮闘(?)を描いてましたが、あまり意外性なし。

これで続けるのか・・・という不安は否めない。

今後、このドラマが面白くなるかならないかは、事件の謎解きがどれぐらい興味をひくものかにかかっているようです。

吉高由里子と周囲の人間のキャラは弱いし、結局肝の部分が問われそう。

当たり前といえば当たり前ですが。

初回は平凡でしたが、今後化けるかどうかも謎のドラマです。

 

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