マツコ会議(掘り下げVTR) 元トラック運転手の男性ネイリスト、家族にせまられストーンのネイルをとる
本編では、男性ネイリストの養成スクールをとりあげました。
ということで、掘り下げVTRでは本編に出ていた、元トラック運転手の男性ネイリスト、矢口さんを取材。
矢口さんは、牛久のネイルサロン、アフロディーテに勤務されてます。
働き始めて一年の矢口さんですが、すでに20人ほどの固定客をもっているとのこと。
この数が多いのか少ないのか、全くわかりません。でも、ひどい数字ではないのでしょう。
矢口さんのお客さんに話を聞くと・・・
最初オネエなのかと思った。
そんな感想が出てました。ああいった職業に男性が就くとそういった誤解というか偏見もあるんでしょうね。
なりたい人もこういったハードルがあるからあきらめるとかってゆーことがあると思います。
そういった偏見がなくなって男性でもネイルをやりたい人や得意なひとがネイリストになれる状況になったらいいですね。
男性が女性の領域に踏み込むと偏見やらからかいがあるのに、女性が男性領域の仕事についても何も言われないんですよね。というか、もてはやされる。
これって逆差別では? って思うんですが。
さて、矢口さんの指先には大きなストーンが。
「たまに邪魔」といいつつも「ないと気持ち悪い」ということで、とるつもりはない様子。
ならば、ということで家族に意見をいただくことに。
結果、大不評でした。
「なんか、変」「気持ち悪い」と子供たちはいいたい放題。優しいお父さんなんでしょう。子供も遠慮がなかった。
男の子から「今日、とっちゃえば?」と言われる始末。
これに困惑する矢口さん。
キャッチボールがもっとしたいという息子の押しの一言に負け、矢口さん、ついにストーンをとることに。
ネイルにハサミをいれて・・・チョキチョキっとな、ということでストーンは除去されました。
家族、大喜び。めでたし、めでたし・・なのか?
矢口さん、またすぐにでも付けそうな感じでしたけど。
次は矢口さんが姉に感謝の気持ちを伝えるのに同行。
矢口さんのお姉さんは茨城県内に4つのサロンをもつやり手です。
ちなみに矢口さんですが、トラック運転手になる前は工場の技術職として働いていたそう。
その工場の経営が芳しくなく、家族のために稼ぎの良いトラック運転手になったそう。
矢口さんはトラックの仕事を辞めたいとこぼしたことはなかったそうですが、「疲れた」などとはこぼしていたそう。
それを見ていたお姉さんが、ネイルの仕事に誘ったそうです。
「弟だから、人生かけても面倒みる覚悟で誘った」というお姉さん。男前です。立派!
そんなお姉さんに矢口さんは改めて感謝の気持ちを伝えるために、初めて手紙を書きました。
「あのときは誘ってくれてありがとう」
そんなふうにお姉さんへの感謝の気持ちが綴られた手紙を読む矢口さん。
聞いていたお姉さんは、涙ぐんでました。
お姉さん「誰からの言葉よりもうれしい。地球がひっくりかえっても裏切らない人がいるってのを知っててもらえたら(と思う)」
こんなふうに弟の手紙に返してました。
素敵な姉弟ですね。
ちゃんと気持ちを適切な言葉にできていたお姉さん、大人ですね。賢いし。
というか、矢口さんには悪いけど(矢口さんも家族を一生懸命養ってて普通に立派だけど)、この姉弟ってお姉ちゃんが立派なんだと思う。
まさしく姉御肌って感じで。
女の人(ネイリスト)を使って、女のお客さんを相手にして・・・そんなお店を4つも仕切るなんて、男にならないとできないんだと思います。
きれいでおしゃれしてても、お姉さん、なんとなく男っぽかった。
矢口さん、あのお姉ちゃん(男らしい)と並べられたら「オネエかと思った」と言われても仕方がないかもしれません(普通の男じゃかなわないって)。
↓↓TK、大変なことになってますね。TKの安室ちゃんの歌ではこれが断然好き↓↓