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テレビの感想や芸能ネタなどのつぶやきリポート

刑事ゆがみ ゲストは板谷由夏&丸山智己、新田真剣祐&MEGUMIなど豪華

刑事ゆがみ、二回分見ました。

おもしろかったです。超おもしろかったかも。

オチもおもしろいし、テンポもいいし、刑事陣(浅野忠信、稲森いずみ、神木隆之介)のキャラもいいし、バッチリです。

だらしなくゆるく、でも犯人特定の能力のたかい浅野忠信と、潔癖で若く直線的なものの考え方をする神木隆之介、そして、全体のバランスをとる上司である稲森いずみ、三者がうまくマッチしてます。

浅野忠信のだらしない役、神木隆之介の真面目な役はまあイメージ通りにはまっているのですが、意外に男っぽい刑事がはまっていたのが稲森いずみ。

昔より声がふとくはっきりくっきりしたような。

声変わりでもしたのでしょうか。いずれのしてもいい感じで素敵です。

ゲストも板谷由夏&丸山智己、新田真剣祐&MEGUMIなど、知名度&演技力に問題なしの方々をそろえていて、ドラマを台無しにすることがありません。

板谷由夏&丸山智己の回は、市議の旦那、丸山智己が秘書の女との不倫を妻、板谷由夏に隠すことなくエンジョイ。

離婚さえ切り出します。これにキレた妻、板谷由夏が自分の娘を狂言誘拐するという内容。

あらすじまとめると、さらっとしちゃいますね。

でも、終盤の板谷由夏のちょっとイっちゃった感じの演技とセリフ(脚本)は秀逸でした。

罪が浅野忠信と神木隆之介のバレた板谷由夏は泣きながら、なぜ自分が狂言誘拐などしたかを語るのですが、その様子や内容がと~っても良かった。

(久々に夫婦として表に出て)気持ちよかった~ってつぶやいたり、不倫相手の秘書について語る言葉のチョイスなどGOODでした。

最終的に犯罪に手を染めたのは板谷由夏でしたが、旦那の不倫相手の秘書のやってることもなかなかにエグイ。

してもない妊娠をでっちあげたり、奥さんに見せつけるように執務室にブラジャーを残したり。

板谷由夏が乳がんでおっぱいをうしなっていたから、残したのがブラジャーだったんですけど(普通、真珠のピアスとかですよね。古い?)、この陰険さを考えると、この秘書って結構優しさのない女です。

こちらも断罪できないものか、ちょっと考えてしまいます。

女の意地悪でなにもかも済む世のなかなんてたまったもんじゃない。

あと、全然内容と関係ないけど、板谷由夏って性格がいいんでしょうね。

ラストのシーンで、神木隆之介が板谷由夏を思いっきり突き飛ばしてました。ちょっと笑うほど思い切りよく。

あと、浅野忠信も容赦なくすごい勢いでホースの水をかけてたし。

「思いっきりやってちょうだい!」って言っても、性格が悪くてへそを曲げそうな女優さん相手なら、俳優さんもあんなに思い切りよくできないと思うんです。

あんなにめちゃくちゃに扱える女優さんって、男前なんだと思います。だから、男も堂々とぶつかっていける。

板谷由夏はさっぱりしてて正しい役が多い人だけど、実際もそんな感じなんでしょうね。

でも、今回みたいな裏のあるダークな役も結構はまっていたので、今後はこういった役もばんばんやってほしいです。

で、もう一話は、新田真剣祐がどうしようもなくゲスな役。

金にものを言わせ、数々の企業を買収。手段を選ばず企業買収をくりかえし、会社を奪われた社長のなかには自殺したものもいます。

そして、その娘(十一歳)が新田真剣祐を刺します。

十四歳以下の子供の犯罪は法でさばけないと思った新田真剣祐は、再度少女をおびきだし、自分を刺させ、その様子を動画におさめネット配信します。

法でさばけないなら、動画を拡散させて、少女を社会的に抹殺しようとしたのです。

これを凄腕ハッカー(浅野忠信のパートナー)山本美月が阻止。

新田真剣祐に脅されていて、いろいろと協力せざるおえなかったMEGUMIも自由の身となります。

あらすじとしてはこんな感じ。途中からこの娘がやったんだろうなという感じはしてきます。

でも、少女が十四歳以下の自分なら犯罪にならないとまで計算していたのは予想できなかった。

ちなみに、新田真剣祐が法に触れずあくどい買収を繰り返していたことから、少女は法にふれなければいいんでしょうと思い、殺人未遂をしてしまうのです。

うまいぐあいに子供をからめてくるから、泣けますよね。

ラストで少女が泣くシーンで、「おとうさんが戻ってくるなら、あの人に謝る」とあったのですが、あれはいただけない。

「どうして、おとうさんなの? どうして私のおとうさんだけ・・・」ぐらいのほうがぐっときます。

どんなことがあっても、あんな男&父の仇なんて許しちゃいけないし、許す言葉は出てこないはずです。

あの点だけ、ちょっとリアリティが損なわれたな。

刑事ゆがみ、こんなにおもしろいとは。

もっとちゃんと見ておけば良かったです。

あとちょっと気になったのは、エンディングで浅野忠信の名前が「浅野忠信」だったり「アサノタダノブ」だったりすること。あれはなんで?

単なる間違いとは思えないんですが・・・

 


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