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おんな城主直虎 菅田将暉と行動する井之脇海は今後ブレイクしそう

柴咲コウの直虎が百姓になり(それでも城主的な活躍は続けており、民には実質的な城主と認められている)、直親の息子である万千代の菅田将暉にスポットがあたりはじめ、ドラマが俄然おもしろくなってきました。

まあ、ここからは万千代の出世物語になるのですが、この万千代、出来はいいのですが、結構激しいところもあり、そういったところを菅田将暉が上手く演じています。

菅田将暉って演技はうまいんですよね。

民王では激しすぎる演技がややうるさすぎる感もありましたが、そういったところもこの大河ドラマでは薄れ、絶秒にキャラにマッチしていい感じです。

万千代も家康(阿部サダヲ)に認められるに従い、キレることも少なくなり、落ち着いていくキャラなので(加齢ということも考慮し、オトナの男になっていってます)、菅田将暉の白目をむく演技も一気に減少していきます。

あの感じが全くなくなると、それはそれでちょっと物足りない感じ。

やりすぎるとうるさいんだけどね。

最初こそ苦戦したものの、菅田将暉は今後急速に出世していくようです。

今も昔もトップに好かれると大出世するというのは変わらないものです。

昔の視聴者はテレビを見て、いつかは自分にもスポットが当たってこんなふうに・・・とテレビを見たものでしょうが、今はそういった見方もできません。

ドラマをちゃんと見る世代(アラフォー以上)にとって、出世はもう自分には起こらない事象になりつつあるから。

だから、ドラマでも出世物語より、勧善懲悪の物語のほうが流行るんでしょうね。

せめて不正は成敗してほしいといった具合で。

そうやって考えると、出世物語は二十代やアラサーに共感して見てほしい物語ですが、今のその世代はドラマをじっくり見たり、ドラマに入りこんだりしません。

共感力や、人の物語を自分に置き換えて考える力がどんどん減ってますからね。

人にもよるでしょうが、全体的にその傾向はあると思います。

さて、気になるのは菅田将暉と行動をともにする小野万福を演じる井之脇海。

今風のイケメンではありませんが、整った容姿で着物姿が似合います。

背も高くも低くもなく菅田将暉とよいバランス。いかにも頭&性格の良い従者といった雰囲気がただよい、年のわりに落ち着きがあります。

所属事務所ユマニテは、渋い役者系の事務所。安藤サクラ、満島ひかり、東出昌大、門脇麦、山田真歩とバーターの材料はふんだん。

事務所のプッシュに人気の上昇がからめば、わりと簡単にブレイクしそうな雰囲気です。

今の時代に好まれる感じなんですよね、井之脇海って。

よく見ればイケメン、朴訥で不器用そうな雰囲気もあり、演技力も問題なし。

体型も小柄でも大柄でもなく、ちょうど普通の人を演じるにぴったりです。

こーゆー人が数年経つと、いろんな役でテレビに出まくっているものです。事務所の先輩方ほど個性が強くないのも有利に働くでしょう。

事務所内でキャラがかぶると、どっちかが消えていくし。

ドラマでも菅田将暉が出世するにつれて、どんどん存在感が高まりそうだし、今後も要チェックの役者さんです。

 

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