カンナさーん! 最終回もほのぼの路線は崩さず、ゲストは高橋メアリージュン
序盤は夫、要潤の不倫ではじまりましたが、内容は全編ほのぼのというか、殺伐としたものは取り去ったさわやかな内容でした。
これだけさわやかに仕上げるのって、かえって難しいと思う。
毒のある内容だったり、起伏のある内容のほうが作るほう、演じるほうは楽だったりすると思うんです。
だから、明るさや前向きさをキープし続けた内容はある意味すごい。
渡辺直美の演技力とキャラも大きいと思います。
最終回の内容は・・・渡辺直美の再就職はなかなかうまくいかず、工事現場のバイトをはじめます。
そこにいる感じのいい男前なねーさんが、高橋メアリージュン。
はまりますね~。がたいもいいし。
この方、脇でちょいちょい出ますが、はずしません。
キャリアウーマンからニッカポッカを着た工事現場の人まで、どれもはまっていてかっこいいです。
渡辺直美のニッカポッカ姿もおしゃれでしたね。さすがファッションリーダー。
このドラマ、渡辺直美のファッションを楽しんでいた人もいたでしょうね。
要潤は借金問題を抱えたままですが、カンナに再びプロポーズ。
一度は戸惑ったカンナですが(お互い先に自分の問題を解決してからだろうということで)、プロポーズを受け入れます(というか、最後の言葉はカンナが言って逆プロポーズした)。
斉藤由貴ら家族もこれを受け入れ(トリンドル玲奈などの仲間も当然祝福し)、二人は再度一緒になります。
カンナ(渡辺直美)の就職は決まらないし、要潤も借金を返済中で、息子と三人で安アパートからの再出発となり、物語は終了です。
愛>お金 という、厳しい現代からしたら絵空事みたいなことなのかもしれませんが、やっぱりこれもまた真実っちゃー真実ですよね。
予想通りにまるくおさまりましたが、それを見ているのが心地よい最終回でした。