いい年なのにテレビっ子!

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カンナさーん! トリンドル玲奈とデザイン対決をする渡辺直美

さて、最終回目前。

 

これまでひたすらポジティブに明るく進めてきた本作ですが(旦那の不倫、離婚などの問題があっても、ひたすらライトに前向きに描いてきた)、ここにきてやっとシリアスな雰囲気を漂わせてきました。

 

明るく前向きに最終回まで持ち越すかと思いきや、そうではなかったですね。

 

てっきり、カンナたちがブランドの服を売りまくる、ブランドつぶしのリストラが中止になる、今まで通りに皆で働ける・・・良かった、良かったの展開になるかと思ってました。

 

私の想像では、服が売れまくるように泉里香がモデルとして働き、カンナを助ける。

これが狙い通りに当たる。

 

そして、泉里香も人気モデルとして復帰できて、めでたしめでたしになるかと思ってましたが、そーゆー展開はしないようです。

 

絶対にやると思ったけどな。

一石二鳥的なドラマティックな問題解決が図られるはずだったのに・・・(だったのにって)

 

そんなミラクルもなく、今週のお話の軸になったのは、渡辺直美とトリンドル玲奈のデザイナー対決。

 

ひとつの席を奪い合うことになった二人。

真剣に戦うことを誓い、いざ勝負スタートです。

 

新しいブランドの売れ筋となるような服を作っていく二人ですが、カンナはそれが自分が作りたい服ではないことに気付きます。

 

勝負を優先することもできますが、カンナはそれをせず、自分らしい服を作ることに。

 

結果、新しいブランドのラインからは外れるようなデザインの服を作ります。

 

トリンドル玲奈は課題通り、新ブランドのコンセプトに沿った服を作り上げます。

勝利したのは・・・トリンドル玲奈でした。

 

まあ、こうなるだろうとは思っていました、勝負する前から。

これでカンナのリストラは決定的になります。

 

それでも明るさを失わず、自分らしく前向きに生きていこうと意気込むカンナですが、周囲の人間にも大変な問題が起こっています。

 

元旦那の要潤のクライアントが倒産し、要潤は多額の借金を背負うことになったのです。

さて、どうする・・・でつづきました。

 

来週はきっとハッピーエンドになるんでしょう。

このドラマにはそれを期待しちゃうし。

 

あと、今週も泉里香の演技はやっぱりうまかったです。

 

ものすごくまっすぐなセリフを言わされたり、毒のない人を演じているので、下手な人がやってたら見てられなかったと思います。

 

さむ~くなったり、くさ~くなったりしたと思う。

しかし、泉里香はそういった雰囲気も作らず、清潔な印象だけを残していきます。

 

「ちょっと人生に苦悩してます」みたいな感じも微妙に出せている(そういった役なので)。

 

なにより活舌の良さ、言葉の明瞭さがいいです。

声がきれいなんですよね。

 

今後、絶対にいろんなドラマや映画に出てくるひとだと思います。

 

 


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