いい年なのにテレビっ子!

テレビの感想や芸能ネタなどのつぶやきリポート

ゆとりですがなにか 何やら詰め込みすぎで、蒼井優の見せ場も埋もれていく感じに

スペシャル後編、完全に詰め込みすぎです。
なにやらキャストが騒ぎまくってて、内容うんぬんの問題じゃなかった。
 
前編が薄い感じで、後半に内容を詰め込みすぎ。
完全にペース配分の失敗。
 
前半、岡田将生がぎゃ~ぎゃ~言いすぎてて(ケガもしてるし)、それもうるさかった(岡田さんは悪くないんですよ。脚本通りなんだろうし)。
 
とにかく、盛りだくさんすぎて、内容が暴れすぎてて、いろいろ詰め込むもんだから会話もうるさくて(ものすごい量の言葉を早口のやりとりで出演者たちにしゃべらせていた)、なんだかとっても落ち着かない感じでした。
 
ドタバタが売りっつってもね、ちょっと消化できてない感がひどい。
 
スペシャル、やらなかったほうが良かったのでは? そう思ってしまいました。
 
あらすじですが、吉岡里帆にふられ、そのショックで教師を辞め実家に戻った松坂桃李。
 
地元で同級生の蒼井優とあっさり恋に落ち、駆け落ちしますが、蒼井さんは娘を松坂さんに押し付け、松坂さんの前から姿を消します。
 
なんだかんだあって、蒼井さんは娘を迎えにきて、松坂さんの元を去ります。
 
教師を辞めたと思っていた松坂さんですが、教頭のはからいで、首がつながります。
大好きな仕事(教師)に戻ることができた松坂さん、めでたしめでたし。
 
一方、岡田将生の家に持ち上がった立ち退きの件はだめになり、酒造を続けることとなりました。
こちらもめでたしめでたし。
 
柳楽優弥は中国に留学することに決め、二人(岡田さん、松坂さん)の前から去ることになります。
こんな感じの内容でした。
 
蒼井優と安藤サクラが言い合うシーンがあったんですが、蒼井さんの芯の強い感じがよかったです。
 
蒼井さんってやっぱり演技力が高いんですね。
安藤サクラとやりあってるところを見て、そう思いました。
 
ストロングスタイルの安藤さんに負けてなかった。
 
蒼井優が学歴はないが(それゆえに簡単な言葉で、変に飾った単語を使うことなく、核心をつくようなことを言う)、今の世の中をしっかりとらえている内容をしゃべっている場面は印象的でしたが、そういったシーンもどたばたにまぎれて、かすんでしまった感じ。
 
おもしろを優先させた結果、いろんな見せ場をつぶしていた感じがします。
 
スピード感も大事ですが、もうちょっと内容を分散させるか、少しは落ち着きももたせた展開にするかしていたら、もっと楽しいドラマだったのにと思いました。