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お母さん、娘をやめていいですか? 泣きじゃくる斉藤由貴が理不尽なのに可哀そうでもらい泣き

娘に黙って出て行かれ、泣きじゃくる斉藤由貴。

小さなころから見えない形で娘を縛り付け、男ができたら、その男を誘惑してでも娘から離そうとする。

そんな母親を見て、娘、波留は母から離れようと画策。当然だし、正解はこっち。

でも、ちょっとおかしなくらいに娘に依存している母親は、泣き崩れます。

理由は理不尽です。でも、泣きじゃくる斉藤由貴の可哀そうなこと。

泣いてる理由は置いといて、ちょっともらい泣きしてしまいました。

ものすごいけがのシーンを見たりすると、「痛いっ」っていうふうに顔をゆがめてしまうのと同じ感じ。

あまりにも悲しそうで可哀そうでつられてしまった。

斉藤さん、ほんとにこの不安定な母親の役がはまってますね。

とゆーことで、今週のあらすじです。

「娘のことをお願い」といいつつ、母親(波留の祖母)を喪った悲しみのため、斉藤由貴は柳楽優弥の胸で泣きます。

それを目撃していた壇蜜から、このことが波留に漏れます。

柳楽優弥を問いただす波留。柳楽さんは潔白を主張しますが、波留は母のことを疑いきれません。

母が自分と柳楽さんを離そうとしていると感じた波留は、母、斎藤さんの留守中に家を出ることを決意します。

父、寺脇康文はそれを承諾。

家を出て母親から離れる前に波留は人形展をやっている斉藤さんに会いにいきます。

自分を模して作った人形に対し、「これは自分じゃない。ママそっくり」とつぶやく波留。

斉藤さんは納得がいきませんが、友人、麻生祐未にも「その人形はあなたにそっくり」と言われ、戸惑います。

そして、自宅に帰ると波留が家を出たことを知ります。裏切られたと泣きじゃくる斉藤さん。

そのまま家を飛び出し、建設中の新居へと行き、近所の住人を装い柳楽さんの会社に電話を入れ、建設中の新居が火事かもしれないと柳楽さんと波留をおびき出します。

まんまと呼び寄せられた柳楽さんと波留の前に現われる斉藤さん。

波留のことを裏切者という斉藤さんに対し、波留は「そうだよ。私、ママを裏切った」と言います。

今週はこんな感じでした。

そんなに話の展開がある物語ではなく、じっくりと物事の推移を追っていくというちょっと昔風のドラマ仕立て。

普通のキー局でやったらちょっと数字は見込めない内容ですが、内容重視のNHKドラマならではの仕上がりになっています。

しかし、驚いたときの波留の目がでかすぎて、見てるこっちがびっくりしたり不安になります。

これも名演技?

周囲の寺脇さんや麻生さんが共依存の母娘を心配しながらも、ちっとも役に立ってない感じがリアルです。

こーゆーのって結局当事者同士(母娘)の問題なんですよね。

来週は同棲をはじめた柳楽さんと波留に対し、斎藤さんが何かをしかけていくようです。

しかし、この母親、ほんとに娘をあきらめませんね。年のわりにすごいパワーです。

でも、愛情深い母親には変わりありません。

その愛情の出方がまずいというのはありますが、それがあるから見てるほうも、かなり変わった行動に出る斉藤さんにどこか同情してしまうのかもしれません。


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