就活家族 前田敦子の声が高いなと思ってたら、母親役の黒木瞳も感情がたかぶると高い声を出すからびっくり
びっくりしました。
黒木瞳も校長と言い合いしたりするシーンでは、声がか細く高くて、前田敦子の高い声が年とったらこうなるの? などと思わされました。
さすが親子役(意識してない結果だと思いますが)。
今週はいろいろモメましたね。三浦友和もついに無職をゲロったし。
話が前に進んでおもしろかったです。
意外だった点はキムラ緑子の会社を手伝うかと思いきや、そうはしなかったこと。残りの話数を考えると、まだ着地させるには早いのかもしれません。
就活家族というタイトル通り、家族みなが無職になり、就活に燃える流れがなければこのドラマは盛り上がりません。
見てる人も納得しないだろうし。
ほかに気になった点としては、段田安則の影が薄いこと。もっと前面に出てくると思っていたのに。それでも徐々に出番は増えてますが。
段田さんの事情についてはすべて口頭ですが、家族とか出てくるんでしょうか。今後に期待です。
とゆーことで、今回のあらすじはこんな感じ。
昔の同級生、キムラ緑子の経営している洋菓子の店の雇われ社長になってほしいと望まれた友和。
いったんはOKするものの、門外漢の自分には無理だとキムラ緑子に断ります。
長女、前田敦子は会社を退職。退職寸前まで女上司にいびられ、残業する日々。
ある晩、父親(友和)そっくりなおじさんがビルの清掃をしている姿を目にし、父の動向を気にし始めます。
長男、工藤阿須加は出版社のアルバイトに夢中になり、就活塾と裏でつながっているブラック企業の内定をダメにします。
そのうえ、出版社でも書いた文章をけちょんけちょんにけなされる始末。振り出しに戻った状態で途方にくれます。
そして、母、黒木瞳はストレスからホスト遊びにはまり、それが生徒に見つかり、金を脅しとられるはめに。
その生徒に金を渡すことをやめると、ホスト遊びを学校にチクられ、教師たちの前で校長につるし上げられます。
ついに学校を退職する瞳。
友和にもホスト遊びがばれ、家庭内でもめます。
そんななか、夫、友和が無職であることが判明し、瞳は「だまされた」と激高。
家族の心配するなか、ホストクラブへ行ってくると家を出て行ってしまいます。
一方、就活塾の新井浩文は、木村多江をおどし、木村多江と友和が写った写真を入手します。
今週はこんな感じ。
展開が多くて、飽きずに見ていられました。
結果、四人とも無職になったし。やっとタイトル通り。
意外だったのは、あっさり前田敦子を裏切るかと思ってた渡辺大があっちゃんに本気だったこと(役のうえでね)。
来週はあっちゃんと大ちゃんがいちゃついてるところを友和が見つけ、激怒するらしい(予告編より)。
あと、瞳を担当しているさわやかホストはいい奴だったこと。
ここにきて急に話が柔らかくなり、新井浩文をのぞいては「ほんとうに悪い人間はいない」みたいな展開になってきました。
悪徳就活塾に悪徳ホストじゃ、ちょっときついですもんね。
でも、渡辺大ぐらいは裏切っても良かったかな~。
渡辺大があっちゃんのほうへいくから、山本未来がいまいち強さを発揮できなくて、最後はあっちゃんに捨て台詞をはかれてしまうという誤算。
なんだか、みんないい人ってオチも、なんかムズムズする展開です。
来週は段田安則がけっこう出るみたいです(予告編の感じだと)。
家族に無職がばれ、友和の就活も本格的になるようです。
最終話に向かって、「家族みんなで立ち向かえば困難も怖くない」みたいな流れになるのでしょうか。
ちょっと退屈なようですが、そうでもしないと話がまとまらないし、これでモメて一家離散ってドラマにするとリアリティは高くても視聴率は低くなる(最近のドラマはバッドエンドがほとんどない。視聴者の求める結果でしょう)ので仕方ないです。