侠飯~おとこめし~ 久々にへらへらしてない生瀬勝久を見た
テレビ東京お得意のお食事系ドラマです。
今回はやくざの組長が料理上手という設定。
お食事系のドラマって主人公が食べて感動して終了ってものが多いですけど、このドラマでは主人公が包丁をふるいます。
で、作るから当然うんちくというか、どうしておいしくなるのか、おいしく作れるかの理由も豆知識で楽しめる。
この手の物語って多いから、後発で出てくるものって、いろんな要素をぶち込んで二番煎じのイメージを薄めようとしますよね。
結果、いろんな要素のごった煮みたいな感じにもなりますが、本作は初回を見る限りはおもしろかったです。
ドラマはいろいろあってやくざの組長が就活中の大学生の家に居候することになります。
生瀬さんがやくざの組長役で主演です。大学生が柄本時生。
生瀬さん、おもしろい役が多いというイメージが強くて(実際はシリアスな役もやってますが)、いつも厳しい顔をしている組長の感じが新鮮です。
生瀬さんってちゃんとすると(いや、昔からちゃんとしてるけど)、かっこいいですね。
年を考えるとめちゃくちゃかっこいいかも。
お腹もぜんぜん出てなかったし、がっちりしてるし。
やっぱりテレビに出てるひとって、一般の基準で考えたらぜんぜん整ってますね。
それでもテレビ(に出ているひとたち)の中の比較で「かっこよくない~」とか言われたりしますけど。
柄本時生は一般の基準と照らし合わせてもかっこよくはないかもしれないけど、演技はバツグンです。
こーゆーさえない大学生(でもいい奴)っているよな~と思わせてくれる。
柄本時生は生瀬さんとびくびく暮らしてますが(やくざの組長が同居ってシンプルに怖いですよね)、生瀬さんの作る料理にとりことなっていきます。
生瀬さんが料理を教えるのかと思ったら、それはないみたいです。
「台所は俺の縄張りだ」みたいなこと言ってたんで。
でも米をとがしたりはしてましたね。
食事を通じて生瀬さんと柄本さんが仲良くなっていったりするのでしょう。そういった展開は予想できますが、料理のレシピとか人に話したくなるような豆知識も出てくるし、だらだら見るには最適な内容となっていました。