いい年なのにテレビっ子!

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黒革の手帖 米倉涼子はほんとに強かった

江口のりこ、もってもてですね。
脇役であらゆるドラマに出ています。
 
黒革の手帖では、江口洋介が選挙のために結婚する金持ちのバツイチ女を演じています。
 
嫌な役です。
でも、はまってました。
うまかったです。
ってゆーか、キャラが合ってた。
 
あーゆーいけすかない役にキャラが合うってゆーのもどうかと思うが、女優さんとしては優秀ですよね。
 
今週は、武井咲が殴られたり、刺されたり(悪夢で)、大変な感じです。
 
頬をぶたれてフラフラ、首を絞められてクラクラ、そんなエミちゃんを見てると、先輩、米倉涼子の元子の強さが思い出されます。
 
たぶん殴られたりとかもしてたんだけど、全然可哀そうに見えなかった。
「強い感じ」が強すぎて。
 
米倉涼子の元子は爆走したりするシーンも多かったし、喧嘩も強かったし、ちょっと超人的な女子でした。
 
今回の武井咲の元子のほうがリアルっちゃーリアル。
 
でも、ドラマとしてはつまんない感じです。
やっぱり強い元子が見たい。
たとえ漫画みたいになったとしても。
 
ただ、弱さと強さの混同する武井咲のほうがリアルな悪女だし、物語に起伏がつきます。
 
このあたりを好んで、武井咲の元子のほうが好きという人も多く出てきそうです。
 
武井咲、目が大きくてギラギラしてる感じはいいですね。
 
ただ、悪女としてはちょっとハングリーな感じが出すぎかもしれません。
 
今週は武井咲の元上司、元銀行マンで今は左遷され出向させられている(武井咲に横領されたがために)滝藤賢一がうるさかったです。
 
年収が3分の2になっただとか、あのまま出世コースにいたら役員になれたかもしれない(なれなかったっつーの、ばーか)とか、受験も就職戦争も勝ち抜いてきたのに、おまえのせいで・・・とか。
 
あんな男、もっと不幸になればいいのに。
器の小ささ、全開です。
 
誰の人生にも、「あれがなければ」とか「あいつがいなかったら」「あいつのせいで」ってことはあると思います。
 
特別なことじゃない。
 
中高年にもなればわかって当然のことです。
 
それをあんなふうにちんたらちんたら・・・みっともない。
 
しかも、左遷の原因は元子(武井咲)の横領ではなく、もとをただせば自分がやっていた不正です。
 
武井咲もいってたけど、年収が三分の二になっても、普通の人よりはもらってるんだし(900→600万円ぐらいか? 十分だよね)、まじめにやれって感じ。
 
元子の「贅沢は敵ですよ」の台詞の通りです。
 
いろいろ望みすぎ。
 
努力してきたっつっても、努力が形になるほうが珍しいんだから。
 
ほんとにあーゆーケチなエリートって、もっと不幸になって目が覚めればいいのにって思います。
 
自分を特別って思いすぎ。
 
こんなふうに脚本の狙い通りに滝藤賢一が大嫌いになりました。
 
で、今週のお話。
 
武井咲を見つけ、金を脅し取ろうとする滝藤賢一。
武井咲はこれをはねつけますが、激高した滝藤賢一に殺されかけます。
 
これを助けたのが江口洋介。
 
江口洋介は政略結婚が進んでますが、身の上話をしあったりして、武井咲と急速に距離を縮めています。
 
そんななか、武井咲は銀座で一番大きなクラブが売り出される情報をキャッチ。
 
これが手に入れたくなった武井咲は、裏口入学であくどく稼いでいる医学部専門の受験予備校の経営者、高嶋政伸から金を脅し取ることにします。
 
つづく・・・
 
和田正人、校閲ガールに続きおねえの役です。
美容師で。
 
こんなにおねえばっかりやっていていいのか?
最初はおねえっぽく見えなかったのに、今はおねえにしか見えません。
ほんとに大丈夫?
 
ところで、武井咲、若いのに大人の男が似合います。
まさにじじ殺し。
 
いますよね、若いのに妙に年の離れた男が似合う女。
そーゆー女って、どうしたって性格が良く見えません。
 
そんな武井咲だからこそ、元子が意外にはまったんだと思います。
 
来週以降もがんばってほしいです。