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ボク、運命の人です ジャニーズを好感がもてる男子に仕上げるのがうまい脚本家、金子茂樹

第二回目です。まったく見る気がなかったんですが、ちょっと見たら、結構おもしろくて全部見てしまいました。
 
それもそのはず、脚本は「世界一難しい恋」の金子茂樹さんだったんですね。
 
そういえば、内容もかなり似ている。
 
これだと決めた相手を見つけたら一途で一生懸命な男がいて、その男になかなか振り向かない(性格は悪くないけど)頑ななところのあるヒロイン。
 
世界一難しい恋では、嵐の大野君と波瑠がやっていたことを、ちょっとキャラを変えて(男のキャラがだいぶマイルドになってます)亀梨くんと木村文乃がやっている感じ。
 
とはいえ、運命の人、木村文乃を振り向かそうと必死な亀梨和也がいじらしてくて好感がもてます(大野くんも好感がもてました)。
 
いまどき、こんなに一途でまっすぐであからさまに愛情を伝える男(女でもそうだが)って、現実との乖離が激しくて(みんな激しい恋愛をしなくなってきてるから乖離もますます激しくなる)、共感が得づらいから上手くドラマにするのって難しいと思うのですが、そこは金子先生の力技で成立させています。
 
派手な展開もなく、爆笑もなく、でも、ちゃんと流れはあってところどころに笑いもある(これが決して大きくすべらない)。
 
ベテラン臭のする脚本です(いい意味で。おもしろいし)。さりげないんですよね。
 
前回は一目惚れで大野君が波瑠にしゃかりきになったんですが、今回は「運命の人」というキーワードを持たせ、そこに山Pの「神」を絡ませています。
 
正直、亀梨くんが木村さんに運命を感じるエピソードを作れば、山Pは亀梨くんの相談役の親友(木村さんにとっては菜々緒)として登場させたほうが、いろいろサポートが楽だったり、山Pの登場頻度もあがったような気もしますが、どうなんでしょう。
 
でも、山Pの神のキャラが意外におもしろいしはまってるから、これでいいのか。
 
このドラマも脇がいいですね。木村さんの母親の石野真子、父親の杉本哲太とか、亀梨くんの会社の大倉孝二とか澤部とか、みんな絶妙におもしろいです。
 
とくに石野さんと杉本さんの夫婦はバランスがいいです。
 
前回の月9「突然ですが、明日結婚します」でも思ったんですが、石野さんって(めちゃくちゃ若く見えるけど)明るくていい母親って感じなんですよね。
 
娘役を誰にしてもそう見えるのがすごいです。
 
前回の月9で無駄遣いされていた感のある杉本さんもこっちのドラマでは生き生きとしてます。
そーいえば、杉本さんって世界一難しい恋にも出てましたね。
 
(いい意味で)目立つ脇の人って、だいたいダブりますね。
 
とゆーことで、あらすじです。
木村さんに自分が運命の相手だと言っても信じてもらえず、うっとおしがられている亀梨君ですが、アプローチし続けます。
 
しかし、木村さんの反応は変わらず悪いまま。そんななか、木村さんの同級生、モテ男の満島真之介が登場。
 
木村さんと急接近し、亀梨君はあせります。
 
木村さんの誕生日、一人で雨宿りしていた木村さんに出くわした亀梨君は、コンビニに飛び込み、傘を買ってきてプレゼント。
 
木村さんはそれを受け取り、タクシーに乗ります。
 
そして、亀梨君がさっき傘を買うために飛び込んだコンビニの入口に虹がかかっている(コンビニの看板の画が虹になっている)ことを発見。
 
幼いころ木村さんは亀梨君と虹を見ながら「虹の下を駆けてきた(くぐってきた)相手と結婚する(だったかな?)」というような発言をしたことを思い出し、一人笑います。
 
つづく・・・
 
木村さんの演技がやや気になります。
 
タクシーで一人で思い出し笑いをする場面など、ちょっと間がずれてたような。
 
山Pや亀梨君、脇役の菜々緒、石野真子、杉本哲太に大倉孝二、澤部と芸達者が並んでいるので、ちょっとした演技の違和感が目立ってしまう。
 
出演者がみな演技が上手いというのは見てるほうは安心ですが、中でやっているほうとしては結構なプレッシャーなのでは? と思ってしまいました。
 
そういえば阿佐ヶ谷姉妹のお姉さんも出てるんですね。あれはちょっと笑えました(でも、演技はちゃんと普通でした)。