いい年なのにテレビっ子!

テレビの感想や芸能ネタなどのつぶやきリポート

東京タラレバ娘 不倫&二股を解消した大島優子と榮倉奈々と泣き姿もいい感じの坂口健太郎

2017/3/15放送のタラレバ。来週は最終回。とゆーことで、今週のタラレバは展開が早かったです。

ラストに向けて急ピッチで話をまとめている感じもしますが、スピード感があってグッドでした。

今週は大島優子の周囲がおもしろかったですね。しかし、田中圭はダメな男が似合いますね。

奥さんが出産で里帰りだというのに、まさかの自宅に浮気相手(大島優子)を連れ込み。

ついてく女も女ですが、それにしても、この行動はいただけない。

小雪はこの事件から反省→別れを決断となるのですが、田中圭は「別れたくない」といつものようにぐずるばかり。

男は学習しませんね。小雪は自己嫌悪+反省を活かして不倫を脱却したのに。

男と別れてきた小雪に対する、父ちゃん(金田明夫)の「おかえり」が身に沁みました。

金田さんってほんとにいいですね。素敵なおじちゃんです。

倫子(吉高由里子)は早坂(鈴木亮平)とラブラブに突入。鈴木亮平はプライベートでも優しそうですね。

平凡だけど優しい男(実際はものすごいかっこいい部類の男だけど)が似合ってます。演技力も平均的なのが幸いしている。

普通のいい男の人がよくはまってます。

倫子(吉高由里子)はどことなく面白い感じがもれてたり、抑えても個性が強かったりして、普通感は薄いですが、鈴木亮平がうまくカバーしてます。

香(榮倉奈々)も二股を脱却。こちらは妊娠騒動で目が覚め、関係を解消しました。

でもって、榮倉奈々はほんとに妊娠してましたね。おめでとうございます。

ドラマとは真逆の幸せな私生活なようで、うらやましい。

忙しい生活をしてても、着実に前に駒を進めるこの感じ・・・

しっかりしててえらいけど・・・なんだろう、このひっかかる感じ・・・

榮倉さんも松嶋菜々子的な進化を遂げるのでしょうか・・・静かだけどパワフルなダイソンを思わせて、ちょっと怖い。

でもって、原作のキャラが完全に崩壊してしまったのがKEY(坂口健太郎)でした。

泣いてる坂口さんはよかったですね。なんか色っぽかった。若いのに。

この方、恋愛に関しては結構ぐいぐいくる感じだと思いました。なんとなくね、印象ね。

首元もなんか男っぽくてグイグイしてるし(なんじゃ、そら)。

とにかく、一見した感じよりずっと骨太とゆーか、男っぽい感じを醸し出す人ですね。このあたりが人気の秘密でしょうか。

とゆーことで、今週のあらすじです。

早坂(鈴木亮平)と付き合い始めた倫子(吉高由里子)は地味だけど、堅実な幸せをかみしめます。

香(榮倉奈々)は二股をかけている元カレとの関係を解消し、訪ねてきた彼氏も追い返し、新しい幸せを探そうと意気込みます。

小雪(大島優子)は奥さん不在の丸尾(田中圭)家に泊まったことを機に、自分のやっていることのみじめさに気づき、丸尾との関係を解消。

一方、KEY(坂口健太郎)な亡き妻の七回忌で、妻の父親(舅)から「娘のことは忘れ、新しい人生を進みなさい」と言われ、ショックを受けます。

酔いつぶれたKEYを、早坂の家に行こうとしていた倫子が発見。

「亡き妻が幸せだったのか、わからない」と言うKEYに、倫子は「あんたのことを感謝してたに決まってんじゃん」と葉っぱをかけます。

そして、泣き崩れたKEYを倫子は優しく抱きしめます・・・TSUZUKU(TSUTAYAじゃないよ)

恋愛ドラマっぽくなってきましたね。

原作とはかな~り距離ができてしまいました。

東村アキコの書く漫画は、簡単にみえて実はひねりがある内容が多いので、ドラマにするのは難しいのではと思っていたのですが(漫画はここまで話が進んでないし)、ドラマは内容をわかりやすくしてきましたね。

これはこれでいいと思います。みんなが見るものですから、わかりやすさは大事。

平凡でつまらないという感じもしますが、万人受けを狙わないといけないのがドラマ。

一部の人に熱狂的に気に入られても視聴率には反映されないので仕方のないことです。

昔はひねりのある内容のドラマや映画がヒットしたものですが、最近はわかりやすくハッピーエンドのものが受けているようですね(とゆーか、それでなければヒットしない)。

みんな私生活が大変なのはわかりますが、そこからの逃避でドラマや漫画、映画までもがとにかく明るくわかりやすく単純でハッピーエンドのものばかりになってしまうと、文化衰退みたいな感じになっていくのではとちょっと心配です(大袈裟すぎ)。

でも、明らかに作られるものがわかりやすくなってますよね。

若いころや幼いころに目にしたものは、もっと複雑だったり、わかりずらい人間心理を描いたものもあったと思うのですが・・・

どういったものが流行るかも時代によって異なるのは当たり前ですが、もう難しいものが作れなくなってしまうのでは? という心配をしてしまいます(実際そうなってしまってると思う)。

明るく単純なものもいいですが(それが本来の娯楽だし)、もうちょっと複雑な大人の恋愛ドラマもみてみたいなと思ってしまいました。