マツコの知らない世界 小室哲哉とキャリーケースの世界
TK(小室哲哉)がマツコと対談です。
テレビで小室さんが自分のことをいろいろと話しているのははじめて見ました。
思った以上に赤裸々です。マツコも言ってましたが「もっと嫌な人かと思ってた」という感想の人、多かったのではないでしょうか。
穏やかで偉そうな感じがなく、成功体験に関しても膨らますことなく客観的に話されていました。頭のいい方なんでしょうね。
ご自分の作品もかなり客観的に分析した後にリリースされていたようで、そのマーケティングぶりというか、創作の裏側をちょこっと明かされていました。
篠原涼子については女優さんになれる、誰かになる力が強い人と当時から感じていたそうです。結果、ドンピシャでしたね。
現在のことには触れていませんでしたが、妻であるKEIKOさんのデビューに関しても話されてました。
実家が割烹料理屋さんで、大阪でOLさんをされていたとか。声に惚れてデビューさせたそう。
ずっとモデルをやっていたマークパンサーとどこかあか抜けないKEIKOの二人の雰囲気の違いは埋められなかった(不仲とかではない)そうです。
ほかにもTRF、華原朋美の曲についても語っていました。華原さんのI'm proud は華原さんの意向もあり、結構詩を書き直したとのこと。
さすが朋ちゃん。テレビの裏側もそのまんまの奔放さだったようです。
他には「ライバル」として、つんく♂や宇多田ヒカルの名前を挙げてました。
つんく♂に関しては共通点も多く、実は歌唱力もあると評してましたが、宇多田ヒカルに関しては完全に白旗状態だったとか。
すべてにおいて新しく(作る曲だけでなく、ラジオで話す様子まで)、自分には理解できない感覚を持っていて、ネイティブでとにかくかなわないと思ったそう。
仕事をはじめてから一番打ちのめされたとおっしゃってました。
こーゆーことをさらりと話している感じがクレバーで大人な感じでした。いろいろ終わって、でも今は今でそれなりに充実してるってことでしょうね。
でも、確かに宇多田ヒカルってインパクトありましたよね。腰をかがめたまま歌い続けるMVとか、ビブラートの強い声とか。
いつもはアルバムしか買わないのに、シングルのCD(Automatic)を買ったことを思い出しました。周囲にもそういった人がすごく多かったんです。
やっぱり新しかったんでしょうね。
あと全然関係ないんですけど、マツコがマライアキャリーのことを「おマラ」と呼んでいたのにツボりました。
それも真顔で。
「おマラ」・・・間違ってはないですよね。
さて、スペシャルのラストはキャリーケースの世界でした。
日々、福岡の空港で旅行者のひっぱっているキャリーケースをウォッチしてる(変わってる?)方が紹介してました。
マツコがひさびさにけちょんけちょんにこの方をいじっていて(相性が良かったんでしょうね。確かにいいキャラをしていて、ハートも強い方でした)、見てるほうは面白かったです。
しかし、一般人の人を呼び止めて、キャリーケースの写真を撮らせてもらったりというのはいかがなもんでしょう。
ちょっと怖いですよね、いきなり声をかけられたら。
このテレビを通じて認知度を高めて、怪しまれることが減ればいいと思います。実際はいい人だったので。
マツコもこの案内人をいじりまくってはいたものの、紹介されたキャリーケースを気に入り、お買い上げ。
マツコも「キャリーケースは人の人生を変える」という案内人の言葉を信じてみると言ってました(笑)。
そこまで力ありますかね、キャリーケース。
ひさびさにマツコがいじりたおす案内人の登場で盛り上がったマツコの知らない世界でした。