加藤綾子に真矢みきも 芸能人の「私も大変なときがあったよ」はエールになるのか
昼休みにコンビニで立ち読みしていたときに目にした記事によると、フジテレビからフリーになった女子アナ、加藤綾子さんはアトピーに苦しんだ時期があったとか。
周りにどう思われるかが気になる思春期にアトピーで苦労されたのは大変だったな、つらかっただろうなと思いました。
また、雑誌の1ページエッセイ(?)にさらっと書かれていた「うつでした」の言葉。誰? と見てみると、真矢みきさんでした。
宝塚退団後に、気持ちのバランスを崩した時期があったそうです。
アトピーもうつも、苦しんでいる人にとっては大変な大きな問題だと思うんです。良かれと思っても簡単に口出ししたり、話題にしてはいけないこと。
一番苦しんでるのは本人だし、その苦しみは他人とは共有しがたい、誰にもわからないものだと思います。
で、思うんですけど、こういった芸能人の「私も昔苦しんだ時期があるよ。でも、今はこんなに元気だよ」って言葉が果たしてエールになるのか。
なればいいと思うんです。他人の言葉がときにものすごい救いの言葉になることもあるので。
ただ・・・なんというか、加藤さんや真矢さんにそんなつもりがなくても、芸能人のこの手の告白ってなんか戦略めいたものを感じないことも・・・
私が嫌らしいものの見方をする嫌らしい人間ってゆーだけかもしれませんが・・・
例えば加藤さんのような人を「何でも持ってる嫌味な女」と見る人もいます。嫌いなアナウンサーランキングに出てたりする理由はそういったものだと思います。
そういった層に対して、「違うよ。私、そんなことないよ。みんなと同じだよ」というメッセージを送ってるかのように見えなくもない。
加藤さんはそんなふうに思ってなくても、加藤さんの周りの大人の中にはそういった戦略をもって、こういったことを加藤さんの本(出されるそうです)の中におりこんでる方もいるはずです。
それが感じられちゃって、なんか嫌なんですよね。
あと、真矢みきさんといえば、「あきらめないでー」(あの洗顔料、たしかえらいことになりましたよね)。
こんなときに思い出すと、ふざけんなって感じに・・・まさか昔の仕事がこんなことにをリンクするとは。
もちろん真矢さんに非はありません。
女優さんって大変な仕事です。