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テレビの感想や芸能ネタなどのつぶやきリポート

セシルのもくろみ 真木よう子が田舎っぺ大将に。伊藤修子のスタイリストは狙いすぎ。佐藤江梨子がまさかのチョイ役

セシルというか、真木よう子のもくろみが外れましたね。
 
土下座PR、ツイッター開設で神対応。しかし、初回視聴率5.1%(あり得ん)。
 
「それでもまだまだこれからよ!」みたいなツイッター投稿もあったようですが(真木さんの)、今後どうなるか。
 
真木さんのもくろみはじわじわとボディーブローのように効いてくるのか・・・
 
そもそも女優さんがここまで番宣に頑張るってどうなんでしょう(でも、真木よう子はえらいと思う。新しいことをやっていてチャレンジャー。立派)。
 
世間は主演女優にこの姿を求めているのか?
今後の動向に注目です。
 
内容に触れる前に・・・ツッコミどころ満載です。
 
それだけ話題としては豊富なんです。視聴率、上がっていくと思います。
ネガでもポジでも話題になれば、今は結果に跳ね返りますからね。
 
このドラマの中でも「中身よりもプロデュース能力よ」みたいこと言ってたし。
要はマーケティングなんです。
 
悲しいけど、今の世間ってそうなんですよね。
 
優れたものより、上手く前に出たそんなに大したことのないもののほうが評価される。
 
でもって真木よう子ですが、珍しく大袈裟な演技、キャラに挑戦。春日部の田舎っぺ大将を演じられています。
 
これがやりすぎ。でも、ちょっとおもしろい。
見慣れたらはまるかも。
 
元体育会系(がなりがすごい)であんなに細い(ヒールはいただけでふらふら。あれじゃヒール慣れしてないってゆーより、筋力のないおばあちゃんです)ってのはいただけないけど。
 
真木さん、めちゃくちゃ細いんですが(でもお胸はぼ~ん)、周りの女優さんにくらべスタイルが悪く見えます。
 
ダントツで一番細いのに(吉瀬美智子も相当細いが)。
 
バランスの問題かな。背がダントツで小さいせいもあると思うけど。たぶん細すぎるのが逆効果なんでしょうね。
 
あんなに細くて、でも胸はしっかりデカい女に一般視聴者はなかなか感情移入しずらい・・・
 
佐藤江梨子がまさかのチョイ役で出てました。真木よう子を敵視する読者モデル仲間で。今後も結構出てきそう。
 
サトエリ、きれいで演技もうまいのに、なぜこのポジションなの? 
流れのはやい芸能界、厳しいです。
 
この枠(木10)で良く出ているおもしろ女優、伊藤修子さんが今回はおしゃれなスタイリストで出てます。
 
容姿はアレなのに、ファッション業界とか雑誌業界とかで華やかに働いてる方って意外にいるとは思うんです。
でもでもでも、狙いすぎ。
 
おもしろいから、ま、いっか。
今後の伊藤さんには期待してます。
真木さんを助けるんでしょうね。
 
で、内容ですが、スポ根(舞台はファッション界ですが)&女の友情物語になりそうです。
 
自分の正義(ルール)をとおすには、嫌なことものみこんで、とにかくのしあがらなけれならない・・・
 
初回から提示されていたこのテーマが上手く表現できれば、数字はがんがんあがりそうです。
 
でも、このテーマをうまく表現するって難しい。
 
かなりの脚本力が必要です(失敗しそう)。
 
読者モデルって単語はひろまったけど、どんなものなのかよくわからないので、テーマとしてはいいかもしれません。
 
でも実際にもこんなにライター(伊藤歩)と二人三脚なの?
これは脚色だと思うんだけど。
 
ちなみに原作はもっと普通の主婦がうんぬんって話だったと思います。
田舎っぺ大将がなりあがるとかって内容じゃなかったはず。
 
スタンダードな主婦が・・・ってほうが視聴者を獲得できたかもしれませんね。
 
ドラマではきれいだけど美に無頓着で家族を愛する元体育会系の主婦、真木よう子が、のしあがろうと必死のライター伊藤歩と組んで、読者モデルの頂点、ひいては主婦のプロモデルの頂点(今は吉瀬美智子がここ)に挑戦していきます。
 
真木さんも表現しまくってますが、がっちがちのスポ根ものなんです。
 
やりすぎの真木さんを演技上手な伊藤さんが軽くいなし、うまく中和しています。この二人のかけあいはおもしろい&うまい。
 
伊藤さんはライターの役ですが、モデルっぽさもあり、おきれいです。背も高い(真木さんが小さいのか?)。
 
メインの二人が演技が上手い&この二人が出ずっぱりなので、内容はそんなに悪くなかったんです。
軽快で流れも良かった。
 
でも、視聴率はあれでしたね。なんで?
やっぱり真木よう子がちょっとやりすぎなのかなあ。
 
でも、慣れたらあれぐらいは・・・どうなんでしょう。
 
二人をサポートする形で、バイセクシャル(ってゆーか、口調とか完全にオネエ)のメイクにチュートリアルの徳井さん。
 
徳井さんが出てくると、コントみたくなってた。
オネエキャラがまずいんでしょうね。下手ではないんですが。
 
真木さんと伊藤さんは真っすぐに頑張る役なので、汚れ役は誰がやるのか・・・
 
長谷川京子はそこまで二人にドロドロとからんできそうもないので(雑誌界からテレビ界に転身している役なので)、やはり期待したいのは吉瀬美智子と雑誌編集デスクの板谷由夏。
 
このドラマ、汚れ役がどこまでえげつないことをするかで勝負がわかれます、絶対に。
 
成功させたかったら、真木よう子を頑張らせるのではなく、ヒールをどこまでも根性悪く描かないといけない。
 
でも、吉瀬美智子とか板谷由夏とか、イメージ(というかCM)も気になるであろう女優さんたちがどこまでやれるのか。
 
吉瀬さんとか、あまり悪女ってやってないはずだし(不倫妻はやってた)、ここでえげつないことをするのは女優として美味しいと思うんですが、どうでしょう。
 
やっぱりイメージがねえ・・・
 
きれいで高飛車で、でも闇も抱えてて、出てくるやつはとことん叩き潰すわよ、みたいな女王様をやってくれたら最高なんですが(見た感じどはまりしそうなんですが)。
 
でも、これまでにないドハマりの役が根性悪い女王様キャラってやっぱまずい?
 
編集者の板谷由夏は正直見飽きた感もあります(ファーストクラスでもやってた)。
 
またか、を払拭するためにも、どえらいえげつないことをやってほしいもんですが、こっちもイメージの問題があるでしょうね。
 
えらい頑張ってえげつないこと連発したのに、ドラマの数字は伸びず、イメージだけ崩れ、やり損ってことあるし。
 
なんともいえません。
 
板谷さん、冷徹な編集者がはまってますが、感情をおさえるためか、声のボリュームもときどき小さめ(ちょっとあげてください)。
 
板谷さんが蹴落としたい編集長がリリーフランキー。
 
このリリーさんの編集長がいいんです。はまってる。味がある。
あーゆー編集長はいそうだし、いてほしい。
 
リリーさんもえげつないことをやってほしいな。
リリーさんがヒールっていうのはいいかもしれませんね。
 
こっちはイメージ気にしなくていいし(でも大和ハウスとかやってたな、深津絵里と。あのCM、好きです)。
 
さて、一話の内容ですが・・・
 
ひょんなことから読者モデルになることになった真木よう子。
やる気はないが、いろんなひとのもくろみに巻き込まれ、頑張ることに。
 
「これだから主婦は」「逃げるの?」などの言葉に触発され(体育会系なので、これらの言葉に反応しやすい)、結果、がんがん頑張っちゃいます。
 
パートナーのライターの伊藤歩との友情も芽生え、さらに頑張ろうかというところで、伊藤さんの裏切り発覚。
 
真木さんの拒絶したインスタ(真木さんのインスタ)を勝手にやっています。
これに真木さんは激怒&涙。
 
読者モデルを投げ出しそうになりますが、ここで逃げては女がすたるということで、頑張っていくことになります。
 
このドラマ、モノローグ(心の声)は使わず、かわりにちょいちょい独白みたいなインタビューみたいな映像がはさまれるんですが、あれって・・・東京女子図鑑を連想させるんですが。
 
東京女子図鑑って業界視聴率はたぶんすごい高かったはずなので、「あれ? これって・・・」って思ってしまいました。
 
東京女子図鑑の脚本家は今度月9やるっていうことだし・・・まあ、いいってことですよね。
 
あーゆーのはもうひとつの「型」みたいになっているから、ぱくりとは違うし(元をたどれば誰が始めたことなのかも、もうわからない)。
 
ただの女たちのドロドロではもう数字はとれないと、ここに女の友情&スポ根をいれてきたのは、まあありかな(意外性もあった)とは思いますが、どうなるか。
 
きれいな女たちが(あんなにきれいな女たちがあんなに一気に集まる不自然さったらない。TBSの感謝祭か)戦うセシルのもくろみ。
 
なんだかんだいって、今シーズン結構話題になると思います。