いい年なのにテレビっ子!

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DeNA南場会長 富裕層の受難

キュレーションサイト問題で謝罪会見をした南場さん、同日に旦那さんを亡くしていたんですね。

それでも会長として謝罪会見に同席して、すごいですね、経営者って。でも、それだけ責任もあるってことでしょう。

昔、南場さんの本を読んだことがあります。

文章がとてもうまく、内容もまとまっていて、編集者の手が入っていることを割り引いても、本としてのクオリティがとても高いと思いました。

楽しんで読めたし、客観的に書かれていて、成功者特有の自画自賛テイストも低めでした(でも、まあ内容的には成功物語なんですけどね)。

なので、私は南場さんの本のファンです。

書くものとその人のキャラはほとんどの場合一致しないので(作家を見てると大抵そう)、別に南場さんのファンではないです。

本には父親がとても厳格な人で反抗なんてできたもんじゃあなかったといったことや、病気の夫のサポートのために一線(仕事)から退いたといったことも書かれていました。

そのパートナーを失ったんですもんね。

この年齢で、こたえると思います。年とると人の死とかに慣れるかと思いきや、逆ですもんね。たぶん辛いはず。

若いころは何かをなくしても、それを埋める何かが出てくるって思えるんです。

でも、年取ると、何かをなくしたら、その分こたえる。何かが出てくるとは思えないですからね、もう。辛いと思います(そんなことないのかな? 人による?)

こんなふうにめそめそ考えるのは貧乏人の思考なのかな。こういった人たちはどんなときでも合理的に考えられるのかな? とも思います。

そうしないと葬式と謝罪会見を平行なんてできないですもんね。なんか傍からみてるだけでも、相当複雑な状態ですね。

さてDeNAの守安社長、謝罪会見の中で、業績は下がってきてるし、焦っちゃって、管理体制が甘かった、ごめん、といった趣旨のことを語ってますが、こんな理由で法に触れられても困るんですけど。

みんな、大きく稼げない時代にコツコツがんばっているというのに。

貧乏人の倹約とか努力とか忍耐を舐めんなよ。

みんな苦労しても、踏みつけられても、悪いことしてないでしょ?

会社にも人にも物事にもピークってゆーものがあるんです。それを過ぎているのに、無理やり取り戻そうとするからおかしくなる。

それって結局上がった山から上手く降りれなかったってだけのことでしょう? 

プライドとか、これまで通り、もしくはこれまで以上に高みにのぼりたいってゆー向上心(金銭欲かもしれん)が邪魔してるんじゃないでしょうか。

こういった(ことをしてる)一部の人たちにお金が集中した結果、非正規や貧困が拡大した部分って絶対にあると思うんです。

それなのに、まだまだ続けるんですね、上に立つ人たちって。

やっぱり富裕層って嫌いです、見栄っ張りで欲張りなので。

なんだか貧乏人のひがみや愚痴みたくなってしまった。反省。止めよう。

一番言いたかったことは、南場さんが昔出してた本はおもしろかったよってことです。

ブックオフとかで安くなってると思うから、気になったら手に取ってみてください。

あと、やっぱり南場さんの今の状況はいろいろ重なってて大変ってゆーか、気の毒だと思います。早く身辺が落ち着いたらいいですね。