主演の菅野美穂も気付いてる? 視聴率が上向いてきたドラマ「砂の塔」の残念ポイント
予告編、バンバン流れてますね。
松嶋菜々子が菅野美穂に意地悪なことを言って、平手打ちされてます。
なぜだろう・・・殴られてるのに、菜々子のほうが全然勝ってるように見える・・・
さて、そんな「砂の塔」ですが、見ていて気になることがあります。
くだらないことなのですが、菅ちゃんの家のリビングに面した大きな窓のカーテンレールが気になって、気になって。
「砂の塔」の舞台は臨海部のタワーマンションです。たぶん、築十年も経っていない設定のはず。
内装を全とっかえした築三十年のリノベーションマンションではないのです。
なのに、なのに・・・カーテンレールがBOXに囲われることなく、むき出し・・・
新築マンションを購入、もしくは購入検討した方ならわかると思うのですが、最近のマンションでカーテンレールがむき出しになっていることはほとんどありません。
TBSはどうもタワマンについての勉強が足りない。
香取慎吾、上野樹里の出ていたドラマ「家族ノカタチ」を見ていたときもそう思いました。
二人の住居はタワマンの低層階だったのですが、メゾネットタイプでした。
これはありえない。というか、なかなかない。メゾネットタイプになっているのは、高層階の高額住戸が多く、低層階の住戸がメゾネットタイプというのはめずらしい。
たしか品川のタワーマンションの低層部にメゾネットタイプの住戸があったのを見たことがありますが、こういった住戸はほとんど目にしたことがないです。
低層部をメゾネットタイプにするのは、採光面が厳しいから大きな窓を設けその点をカバーする、高層階より人気のない低層階の住戸に特色を持たせ売却しやすいようにするといった理由が考えられます。
しかし、今やタワマンの低層部は割安ということで人気がでやすいので、こういった工夫をする必要もありません。
あらすじに荒唐無稽なところがあっても、細部のリアリティは徹底する。これをしなければ、視聴者は現実に引き戻されてしまいます。
予算などの問題はあるでしょうが、できるだけリアルを追及してほしいなあと思うのです。