ドクターX 他のドラマ?と思わせるような趣のある回
遅れてウォッチしているドクターX。今回は武田真治と知英がゲスト。豪華ですね。知英って日本語上手。猫飼ってるんですよね。
で、本題。内容、渋かったです。
これってドクターX? って雰囲気の内容でした。
複数の脚本家が絡むといろんなテイストがひとつのドラマからにじみ出ていいですよね。
でも、統一しているところは統一してるし。コントロールしているのはディレクターでしょうか。プロデューサーでしょうか。
大変でしょうが、腕が問われるところです。
いつも疑問に思うんですが、テレビのDとPの仕事ってどう違うんだろう。
で、また本題に戻しますが、真治が耳の聞こえないピアニストということで、誰かを連想させたのですが、真治はほんとに音が聞こえてなくて、そっちの線はなし。
いい意味で裏切られました。
真治は知英にすすめられて病院に来るのですが、治療をのぞみません。
治療しても、楽器の音がきれいに聞こえるほどには戻らない。少しは聞こえるようになるから、日常生活は便利にはなるが、楽器が割れた音で聞こえるくらいならそのままでいい。
そういった展開でした。メインのゲストが治療を望まない。その理由もクリーンなもの。このあたりの展開が新しかったです。
ラストのシーン、真治のコンサート中のモノローグ(心の声)のシーン、素晴らしかったですね。
奇をてらったようなセリフはなかったのですが、静かでちょっとジーンとしちゃいました。
ドクターXではあまりない感じ。
こーゆー回も作れるっていうところが、このドラマの強さだなと感じました。