菅野美穂も茫然。砂の塔の横山めぐみはまんま「真珠夫人」。求められるキャラクターを的確に演じられるその才能
♪さが~しても~、さが~しても~(イエモン、久しぶり!)♪ってことで、砂の塔の感想(?)、続きます。
北の国からスタート(?)して、真珠夫人を経て、今では砂の塔。
波乱万丈ですね。
さて、そんな横山めぐみさん。演技派の女優さんですが、彼女の「あらぁ~」は素晴らしいと思いました。
上品かつ下品、知的かつ低俗、上流かつ成金、ひとつの単語にいろんな要素を組み込める能力は女優さんならではです。
ドラマでは、高層階の住人=金持ち、低層階の住人=貧乏かつ低俗といったルールが展開されますが、その頂点(最上階)の住人が横山めぐみなのです。
お気に入りの体操の先生(三代目の岩ちゃん)と菅ちゃんの仲の良さに嫉妬しためぐみさまは菅ちゃんを皆の前で貶めることに躍起になります(イキイキと)。
その演技がまんま「真珠夫人」。(夜でもおいしくいただける)昼ドラの演技なのです。
その素晴らしいこと。安心してみていられます。
安定している。
いじめのシーンが見てられないという声もありますが、あれだけパターン通りいやられると、かえって笑ってしまいます。
あそこにリアルを見出して、「怖い」なんていう人はかなり幸せな毎日を送っているのでは?
職場なんてあんなもんじゃない(あそこまであからさまで派手じゃないけど)と思うけど。
さて、そんなめぐみさんから菅ちゃんを守る(?)のが菜々子さま。
しかし、菜々子さまが菅ちゃんの前に立ち、にこりと笑うとこんなふきだしを入れたくなるのです。
「あらあ~、セリフよく覚えてるわね。どこの劇団? ひまわり? おかあさん・・・どこ?」
身長差ってえぐいです・・・